2023-05

生物工学一般

個体を傷付けず、生きた心筋活性を光で定量~細胞内筋力発生の評価技術として、心疾患の研究加速に期待~

2023-05-26 理化学研究所,広島大学,大阪大学,東北大学 理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター 先端バイオイメージング研究チームの渡邉 朋信 チームリーダー(広島大学 原爆放射線医科学研究所 教授)、広島大学 原爆放射線医科...
生物工学一般

超音波を用いた冬眠状態への誘引(Induction of a torpor-like state with ultrasound)

2023-05-25 ワシントン大学セントルイス校 ◆ワシントン大学のチェン博士らの研究チームは、マウスとラットを対象に、脳の視床下部に超音波を照射することで似たような冬眠状態を誘発する方法を見つけました。これは初めての非侵襲的で安全な冬眠...
有機化学・薬学

AIを活用して、薬剤耐性感染症に対抗しうる薬剤を発見(Using AI, scientists find a drug that could combat drug-resistant infections)

2023-05-25 マサチューセッツ工科大学(MIT) ◆MITとマクマスター大学の研究者は、人工知能を使って新しい抗生物質を開発しました。この抗生物質は、多くの薬剤耐性感染症を引き起こす細菌を殺すことができます。特に、病院でよく見られる...
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生物環境工学

GPS追跡により、メスのヒヒが出産後に都市空間を利用しなくなる様子が明らかになった(GPS Tracking Reveals How a Female Baboon Stopped Using Urban Space After Giving Birth)

2023-05-26 スウォンジー大学 ◆最近の研究で、南アフリカのケープタウンで、GPSの首輪を使ってヒヒの動きを追跡したものがあります。その結果、あるメスのヒヒが出産した際、毎日の移動距離や社会的な交流に変化はなく、都市部を避けるように...
細胞遺伝子工学

柔軟なエピゲノムがクロマチン構造を維持する~クロマチン構造の頑健性を保つバックアップシステム~

2023-05-26 理化学研究所,東京工業大学 理化学研究所(理研)開拓研究本部 眞貝細胞記憶研究室の福田 渓 客員研究員、志村 知古 テクニカルスタッフⅠ、眞貝 洋一 主任研究員、東京工業大学 科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センタ...
医療・健康

ドラム演奏で簡単に認知症重症度をスクリーニング~認知症があっても「できること」で機能評価~

2023-05-25 東京大学先端科学技術研究センター 発表のポイント ドラムの跳ね返りとリズム反応機能を利用することで、認知症があっても認知機能に関連のある上肢運動機能を測定できる方法を開発しました。 グループでドラム演奏している時の腕の...
細胞遺伝子工学

消えるのか?残るのか? 〜遺伝子の運命は周辺のゲノム環境に左右される~

2023-05-26 国立遺伝学研究所 生物の生存に欠かせない機能を果たす遺伝子は多様な生物で共有されています。これは祖先の生物でも生存に重要であった遺伝子が現生の生物に受け継がれたためです。一方で、機能が必要ではなくなると、その遺伝子がな...
医療・健康

血管の変化を追跡する新手法で、脳疾患の検出が進む可能性(New method tracking changes in blood vessels could advance brain disease detection)

2023-05-25 ブラウン大学 ◆ブラウン大学の科学者をリーダーとする生物医学研究チームは、研究を通じて、アルツハイマー病などの神経変性疾患を数十年前に検出することが可能かどうかを探究してきました。彼らは、一般的な検査ではなく、ルーチン...
有機化学・薬学

大腸がん:クルクミンが腫瘍抑制シグナル伝達経路を活性化させる(Colon cancer: curcumin activates tumor suppressive signaling pathway)

2023-05-25 ミュンヘン大学(LMU) ◆大腸がんは世界で最も一般的ながんの一つです。がん抑制遺伝子であるp53の変異によって、細胞の重要な防御機構が無効化されることが半数以上のケースで起こります。この遺伝子の生成物である転写因子は...
有機化学・薬学

自然界から発想した化合物ががん遺伝子のRNAを切り刻む(Nature-inspired compounds chop up cancer gene’s RNA)

2023-05-24 マックス・プランク研究所 ◆RNAを標的とした医薬品の開発により、がん細胞の成長や分裂を抑制する可能性が示されました。研究者は、特定のタンパク質によって制御されるがんの原因となるRNAを特定し、それらを標的とする化合物...
医療・健康

心房細動を伴う脳梗塞発症早期からの直接作用型経口抗凝固薬の有効性と安全性:国際共同ランダム化比較試験

2023-05-25 国立循環器病研究センター 国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、理事長:大津欣也、略称:国循)の古賀政利脳血管内科部長、井上学脳卒中集中治療科特任部長、吉村壮平脳血管内科医長、吉本武史脳神経内科医師、田中寛大脳血管内...
生物化学工学

哺乳類とクラゲの視覚機能を担うタンパク質の光センシング機能の類似性を解明 ~赤外分光とAIを駆使し、目の中で光を受容するタンパク質の進化を追う~

2023-05-25 名古屋工業大学 発表のポイント 〇 高度に発達した目をもつハコクラゲは、原始的な無脊椎動物(刺胞動物)であるにも関わらず、目の中で光受容機能を担うタンパク質(クラゲロドプシン(注1))が、哺乳類などの脊椎動物とよく似た...
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