二次進行型多発性硬化症の診療に有用な免疫学的バイオマーカーを確立 医療・健康

二次進行型多発性硬化症の診療に有用な免疫学的バイオマーカーを確立

進行期にある多発性硬化症の早期発見に有用な血液診断マーカーを発見しました。
COVID-19に関連する研究データ ~データ共有による研究の加速~ 医療・健康

COVID-19に関連する研究データ ~データ共有による研究の加速~

COVID-19データポータルJAPANは、新しいコロナウイルスの研究をサポートするためのデータとサービスを統合して提供します。このシステムは、JAIROクラウドインフラストラクチャを使用しており、ヨーロッパのCOVID-19データポータルと協力し、多くの日本の機関の支援を受けて一般に公開されています。新しいコロナウイルスがあなたの生活に及ぼす影響とその予防については、厚生労働省が開設した特別ウェブサイトをご覧ください。
複数企業の社内データを産学で共有して新薬創出を加速する革新的な枠組みの構築に成功 有機化学・薬学

複数企業の社内データを産学で共有して新薬創出を加速する革新的な枠組みの構築に成功

2021-03-08 医薬基盤・健康・栄養研究所この度、弊所AI健康・医薬研究センター長 水口賢司、理化学研究所 生命機能研究センター チームリーダー本間光貴、大阪市立大学ユニバーシティー・リサーチ・アドミニストレーション(URA)センター...
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中央アルプスと伊勢で発見された白いタヌキの体色変異の原因を解明 生物化学工学

中央アルプスと伊勢で発見された白いタヌキの体色変異の原因を解明

アルビノ遺伝子の哺乳類における広域拡散の初事例2021-03-08 京都大学古賀章彦 霊長類研究所教授らの研究グループは、中央アルプスと伊勢で発見された白いタヌキの体色変異の原因を、遺伝子解析により明らかにしました。中央アルプス山麓で数十年...
ブドウ果実のDNA品種識別技術を確立~ シャインマスカットの育成者権侵害対応に利用可能~ 細胞遺伝子工学

ブドウ果実のDNA品種識別技術を確立~ シャインマスカットの育成者権侵害対応に利用可能~

シャインマスカットを含むブドウ24品種の果実を対象にしたDNA分析による品種識別技術を確立しました。また農研機構種苗管理センターは、この技術を用いて、これまで「葉」のみを対象としていた育成者権の侵害に対応するためのブドウ品種識別サービスに、「果実」を追加しました。
コウモリ類の進化史を解明 生物化学工学

コウモリ類の進化史を解明

高解像X線マイクロCTを用いて、世界のさまざまな種のコウモリとその他代表的な哺乳類の胎児期の成長解析と進化解析をおこないました。コウモリの共通祖先はまず初めに飛行能力を獲得し、そのあと3つの系統にわかれ、のちに2つの系統が超音波利用能力を各々個別に獲得したという進化史の全貌が明らかになりました。
マウスTRPVイオンチャネルにメントールが作用する構造の解明 生物化学工学

マウスTRPVイオンチャネルにメントールが作用する構造の解明

マウスTRPV3でモノテルペンが作用する2つのアミノ酸残基(アルギニンR567とグリシンG573)を発見。その2つのアミノ酸残基がラットTRPV1のモノテルペンによる活性化にも関わっていることが分かった。分子動力学シミュレーション法を用いて、R567が直接モノテルペンに結合することが分かった。
抗がん剤後の骨髄回復を促す新たなメカニズムを発見 ~自然リンパ球による緊急回復スイッチの作動~ 医療・健康

抗がん剤後の骨髄回復を促す新たなメカニズムを発見 ~自然リンパ球による緊急回復スイッチの作動~

抗がん剤投与の副作用によって骨髄内の多くの血球細胞が死滅し、骨髄環境が危機的状況になる。その中でもB細胞前駆細胞が死ぬ時に放出されるサイトカインという物質が、骨髄内の2型自然リンパ球(ILC2)を活性化させてGM-CSF(顆粒球単球コロニー刺激因子)の生産を誘導し、これが緊急回復スイッチとして血球細胞の増殖を促す。すなわち2型自然リンパ球は周りの死んだ細胞から「骨髄危機状況・細胞死シグナル」を受けて性質を変化させ、骨髄機能回復に関わることが分かった。
ヒト生殖細胞の運命決定機序を解明~転写因子のみによる生殖細胞の誘導~ 細胞遺伝子工学

ヒト生殖細胞の運命決定機序を解明~転写因子のみによる生殖細胞の誘導~

精子や卵子の元となる始原生殖細胞への分化を誘導できる遺伝子を特定した。
膵臓が細菌感染から腸を守る新たな機構を発見 医療・健康

膵臓が細菌感染から腸を守る新たな機構を発見

「膵臓」が細菌感染から腸管を守る働きを持つことを初めて明らかにした。膵臓から大量に分泌される「Glycoprotein2:GP2」と呼ばれる糖タンパクが腸内細菌の表面(線毛)を捉えることで、組織中への移行を抑えていることを見出た。この膵臓タンパク質の分泌が損なわれると、腸内細菌の組織中や血中への移行が起こりやすくなり、炎症性腸疾患の重症化につながることを発見した
食習慣の改善が大腸がんの発生を抑制する可能性を示唆 医療・健康

食習慣の改善が大腸がんの発生を抑制する可能性を示唆

ヒト家族性大腸腺腫症のモデルマウスで、カロリー制限が小児期被ばく後の消化管腫瘍が大きくなることを抑え、悪性化を予防する可能性を明らかにしました。
遺伝子が密に並んだゲノム上で転写を調節する仕組み 細胞遺伝子工学

遺伝子が密に並んだゲノム上で転写を調節する仕組み

ゲノムがコンパクトで、遺伝子が密に並んでいるシロイヌナズナという植物を用いた解析により、数百もの遺伝子の内部において逆向きにオーバーラップする転写が起きていること、また、これがクロマチン修飾によって調整されていることを見出しました。
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