京都大学

細胞遺伝子工学

細胞外小胞の軌跡を照らす~細胞外小胞の標的細胞への取り込み機構の解明に貢献~

2023-09-15 理化学研究所,京都大学 理化学研究所(理研)生命医科学研究センター プロテオーム恒常性研究ユニットの今見 考志 ユニットリーダー、京都大学大学院 薬学研究科創発医薬科学講座の李 優嘉 大学院生(研究当時)、金尾 英佑 ...
医療・健康

細胞療法における白血球アフェレーシスの最適化~安全な白血球アフェレーシスを目指して~

2023-09-14 京都大学 造血幹細胞移植やキメラ抗原受容体T(CAR-T)細胞療法が臨床でひろく実施されるようになり、治療に使用するための造血幹細胞やT細胞を患者さん自身や健常ドナーさんから採取する目的で実施する白血球アフェレーシスの...
細胞遺伝子工学

疾患特異的iPS細胞を用いて遺伝性間質性肺炎の治療薬の候補化合物を発見~遺伝性間質性肺炎の治療薬スクリーニング法の開発に成功~

2023-09-13 京都大学iPS細胞研究所 1. 概要 京都大学大学院 医学研究科 形態形成機構学 萩原正敏 教授、細川元靖 助教(現 愛媛大学大学院医学系研究科)、呼吸器疾患創薬講座 三河隆太 特定助教、呼吸器内科学 平井豊博 教授、...
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生物化学工学

福井市足羽山に生息する地下水性甲殻類の新種を発見~長期調査が詳らかにする地下性動物達~

2023-09-12 京都大学 福井市足羽山にある七ツ尾口坑道では、福井市自然史博物館が2017年より継続的な動物相調査を実施しています。この度、中野隆文 理学研究科准教授、富川光 広島大学教授、梅村信哉 福井市自然史博物館学芸員らの研究グ...
生物化学工学

オス殺しのコストパフォーマンスが高いわけ~共生細菌の毒素は自己安定化のしくみをもつ~

2023-09-08 京都大学 昆虫に共生する細菌のなかには、オスだけを殺してしまうものが知られています。この「オス殺し」は共生細菌による生殖操作のひとつで、近年になって原因となる細菌由来の因子、いわゆる「オス殺し毒素」の存在が明らかになっ...
生物化学工学

コケで探る植物ホルモンジベレリンの多様性~苔類ジベレリン様化合物は遠赤色光応答を制御~

2023-09-08 京都大学 孫芮 生命科学研究科研究員(研究当時:同博士課程学生)、岡部麻衣子 同修士課程学生、吉竹良洋 同助教、河内孝之 同教授らと石田俊晃 化学研究所博士課程学生(研究当時)、増口潔 同助教、山口信次郎 同教授のグル...
医療・健康

幼児期の感情制御は腸内細菌叢と関係する~腸内細菌叢を活用した新たな発達支援を目指して~

2023-09-06 京都大学 自己の欲求などをコントロールする感情制御は、前頭前野の急激な発達により、幼児期に顕著に発達します。この時期の感情制御は、将来(成人期)の社会経済力を予測することもわかっています。しかし、この時期の感情制御には...
生物工学一般

細胞シートを3次元に折れたたむ仕組み発見~接着素材の構築・解体が正確な生体組織の「折り紙」を実現~

2023-09-04 京都大学 坪井有寿 生命科学研究科特定助教、近藤武史 同特定講師 (現:理化学研究所チームリーダー)、藤本仰一 大阪大学准教授 (現:広島大学教授)らの研究グループは、細胞シートを取り囲む接着性素材 (細胞外マトリック...
医療・健康

腹膜の炎症・線維化におけるMMP-10の役割を解明~腹膜透析の長期施行にむけた新たな治療ターゲットに~

2023-08-31 京都大学 進行した腎不全患者では、腎臓からの老廃物や余剰な水分の排泄が滞ることで様々な症状が引き起こされます。その治療として自らの腎臓の機能を補う腎代替療法が必要となり、その治療法の一つである腹膜透析は拘束時間が短いこ...
有機化学・薬学

ペプチドの特定部位を狙って変換する~N-クロロアミドを経由するペプチドの位置選択的C–H塩素化~

2023-08-31 京都大学 南條毅 薬学研究科助教、松元彩香 同修士課程学生(研究当時)、大下拓真 同修士課程学生(研究当時)、竹本佳司 同教授らの研究グループは、ペプチド側鎖内の狙ったC–H結合を選択的に変換し、中分子医薬品の合成に有...
医療・健康

喘息や肺線維症の発症を抑制する因子の同定~CD45による2型自然リンパ球制御機構を解明~

2023-08-29 京都大学 生田宏一 医生物学研究所教授、崔广為 同助教(研究当時)、榛葉旭恒 医学研究科助教、城口克之 理化学研究所チームリーダーらの研究グループは、リンパ球の表面に発現するタンパク質CD45が、肺の炎症や線維化に関わ...
医療・健康

機械学習によるがんの苦痛評価方法の開発~機械学習で目に見えない苦痛を見える化~

2023-08-29 京都大学 がん患者では、全身状態の悪化で言葉によるコミュニケーションが取れなくなった場合、自分の症状を表現できず、一般の医療従事者も症状評価に難渋することがあります。適切な症状評価ができなければ、苦痛の緩和も十分に行え...
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