国立極地研究所

生物環境工学

未確認の多様なレジオネラ属菌が南極の湖にも生息~基地で検出の種は人間が持ち込んだ可能性も~

2021-02-25 情報・システム研究機構 国立極地研究所,東京医科歯科大学,東邦大学 レジオネラ属の細菌は土壌や水に広く分布していますが、この細菌を含むエアロゾルが重症肺炎を引き起こすことがあり、感染症対策上、重要な細菌です。南極の昭和...
生物環境工学

渡りのスケジュールは台風次第 ~エリグロアジサシのバイオロギング研究

2021-01-28 国立極地研究所 国立極地研究所、山階鳥類研究所などの研究グループは、渡り鳥の一種である「エリグロアジサシ」(注1)の営巣地から越冬地への「渡り」の位置情報データの収集に成功しました。エリグロアジサシは、台風が多い年には...
生物化学工学

海洋生物試料の固定・保存におけるルゴール液の汎用性を確認


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生物工学一般

南極海で新種の多毛類を発見し、研究船「白鳳丸」からFlabelligena hakuhoaeと命名

2020-12-21 国立極地研究所 国立極地研究所の自見直人・日本学術振興会特別研究員らの研究チームは、南極半島の沖合の海底に棲む多毛類の新種(図1)を発見しました。海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究船「白鳳丸」にちなんで「Flab...
生物環境工学

バイカルアザラシのユニークな生態: わずか0.1グラムの小さな獲物を1匹ずつ食べていた

2020-11-17 国立極地研究所 国立極地研究所(所長:中村卓司)の渡辺佑基准教授を中心とする研究グループは、バイカル湖に棲むバイカルアザラシが、今までに調べられた他のどんな水生哺乳類よりも、小さな獲物を食べることを発見しました。バイカ...
生物化学工学

南極の海氷がペンギンの繁殖に影響するメカニズムを解明

2020-06-25 国立極地研究所 国立極地研究所(所長:中村卓司)の渡辺佑基 准教授を中心とする研究グループは、動物の体に記録計を取り付けるバイオロギングの手法を用いて、海氷の増減が南極のアデリーペンギンの繁殖に影響するメカニズムを明ら...
生物環境工学

南極海の二酸化炭素吸収:微細藻類の量だけでなく種類が鍵となる

優占群集の違いが夏期の炭素収支を左右していた 2020-04-16 国立環境研究所,東京海洋大学,北海道大学, 国立極地研究所 南極海(南大洋)は、人類がこれまで放出してきた二酸化炭素(CO2)の約1割を吸収してきたと見積もられており、地球...
生物環境工学

ペンギン・アザラシの行動追跡から保全の重要度が高い海域を特定〜南極海の生態系保全の推進へ向けて

2020-03-30 国立極地研究所 国立極地研究所(所長:中村卓司)の高橋たかはし晃周あきのり 准教授を含む、南極研究科学委員会の国際研究チームは、南極海に生息するペンギンやアザラシなどの海洋動物17種4,060個体にGPS記録計や発信機...
細胞遺伝子工学

南極の湖沼周辺に生息する微生物の群集構造を解明

2020-04-15 豊橋技術科学大学,新潟大学,海洋研究開発機構,国立極地研究所 豊橋技術科学大学 応用化学・生命工学系の広瀬侑助教、新潟大学、海洋研究開発機構、国立極地研究所らの研究グループが、南極のラングホブデおよびスカルブスネス露岩...
生物工学一般

東京お台場の海から新種のゴカイ発見! ~”海の掃除屋”として生態系の維持に貢献〜

2020-02-06    国立極地研究所,東邦大学 国立極地研究所(所長:中村卓司)の自見じみ直人なおと日本学術振興会特別研究員と東邦大学理学部の多留たる聖典まさのり訪問研究員らの研究グループは、東京都港区のお台場海浜公園において新種のゴ...
生物工学一般

幻のコケ「ナンジャモンジャゴケ」が確認されました

2019-08-22 国立極地研究所 神田 啓史(かんだひろし)国立極地研究所名誉教授と「ひがし大雪自然館(北海道上士幌町)」の乙幡康之学芸員の研究チームが、2017年7月トムラウシ山(北海道中央部)の山頂付近10箇所で生息を確認したコケが...
生物工学一般

国立極地研究所が所蔵する写真のデジタルアーカイブを公開しました

2019-08-21 情報・システム研究機構,データサイエンス共同利用基盤施設,国立極地研究所 8月1日、情報・システム研究機構は同機構の国立極地研究所が所蔵する写真のデジタルアーカイブを公開しました。 国立極地研究所デジタルアーカイブ こ...
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