日本医療研究開発機構

医療・健康

クローン病を悪化させる因子を発見~腸内細菌が作りだすリゾホスファチジルセリンとその受容体を同定~

2022-05-25 大阪大学,日本医療研究開発機構 研究成果のポイント クローン病(*1)患者の腸管内ではリゾリン脂質(*2)の一種であるリゾホスファチジルセリン(LysoPS)(*3)が増加する クローン病患者の腸管ではLysoPSを産...
医療・健康

高親和性ACE2製剤はオミクロン株にも有効~新たな変異株や将来のパンデミックにも効果が期待される~

2022-05-23 京都府立医科大学,大阪大学,日本医療研究開発機構 研究成果のポイント オミクロン株は感染に重要な表面のスパイク蛋白に30個程度の変異がありますが、細胞表面の感染受容体であるACE2と直接結合する領域だけでなく、N末端領...
医療・健康

SARS-CoV-2オミクロンBA.2株のウイルス学的性状の解明

2022-05-23 東京大学医科学研究所,熊本大学,北海道大学,広島大学,宮崎大学,日本医療研究開発機構 発表のポイント 昨年末に南アフリカで出現した新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)「オミクロン株(B.1.1.529, BA系統...
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医療・健康

免疫抑制剤を用いない新規拒絶反応制御法を開発~膵β細胞(膵島)移植による糖尿病治療に画期的成果~

2022-05-24 福岡大学,日本医療研究開発機構 本研究成果のポイント 糖尿病の根治治療として膵β細胞(膵島)の移植医療が簡便で安全な治療法として実施されている。現状では拒絶反応を防ぐために移植後生涯に渡って免疫抑制剤による治療が必須で...
有機化学・薬学

糖尿病性末梢神経障害におけるノンコーディングRNA MALAT1の役割~ヘテロ核酸による糖尿病合併症の新たな治療法開発へ期待~

2022-05-23 東京医科歯科大学,日本医療研究開発機構 ポイント 研究グループが開発した新たな核酸医薬「DNA/RNA ヘテロ2本鎖核酸(HDO)」の全身投与によって後根神経節(DRG)内にある感覚神経細胞の遺伝子の効率的な制御に成功...
医療・健康

骨髄異形成症候群由来エクソソームによる骨髄微小環境を介した造血不全の新規メカニズム

2022-05-19 神戸医療産業都市推進機構,日本医療研究開発機構 神戸医療産業都市推進機構先端医療研究センター血液・腫瘍研究部の林康貴特任研究員(日本学術振興会特別研究員SPD)、井上大地部長、東京大学医科学研究所先端医療研究センター細...
有機化学・薬学

食道がんを特異的に診断できる新しい抗体を開発~食道がん診断精度の向上と下咽頭がん・子宮頸がんへの応用も期待~

2022-05-18 東北大学,宮城県立がんセンター研究所,東北医科薬科大学,日本医療研究開発機構 発表のポイント 食道扁平上皮がん注1を特異的に検出する新しい抗体(G4B1抗体)を開発した 下咽頭がん・子宮頸がんでもこの抗体による特異的な...
有機化学・薬学

ケタミンの即効性抗うつ作用に関わる新しいメカニズムを解明!

2022-05-17 金沢大学,大阪公立大学,日本医療研究開発機構 金沢大学医薬保健研究域薬学系の出山諭司准教授、金田勝幸教授、大阪公立大学大学院医学研究科脳神経機能形態学の近藤誠教授らの共同研究グループは、ケタミン(※1)の即効性抗うつ作...
有機化学・薬学

女性ホルモンは乾癬を抑制する~エストラジオールによる抗皮膚炎症作用~

2022-05-17 京都大学,浜松医科大学,日本医療研究開発機構 概要 京都大学大学院医学研究科 足立晃正助教(研究当時、現:東京都立墨東病院)、本田哲也同講師 (研究当時、現:浜松医科大学教授)、椛島健治同教授らの研究グループは、女性ホ...
医療・健康

血液中のアミノ酸プロファイルを調べることで、がん免疫療法が有効な患者を選別できることを発見

2022-05-16 神奈川県立がんセンター,久留米大学,味の素株式会社,日本医療研究開発機構 発表のポイント 治療前の血液中のアミノ酸プロファイルを調べることで、がん免疫療法(免疫チェックポイント阻害薬)(注1)が有効な患者を選別できるこ...
医療・健康

がんが脂肪を使って免疫から逃れる仕組みを解明~MRI検査による肝細胞がん複合免疫療法の効果予測に期待~

2022-05-16 大阪大学,日本医療研究開発機構 研究成果のポイント がん細胞内の脂肪滴貯留という特徴を有する脂肪含有肝細胞がんが免疫チェックポイント阻害剤※1の効果を得られやすい免疫疲弊※2の状態にあることを発見 脂肪含有肝細胞がんで...
医療・健康

新たな遺伝的性質をもつカルバペネム耐性菌を同定~環境における薬剤耐性菌拡散の原因解明に期待~

2022-05-13 東京医科歯科大学,日本医療研究開発機構 研究成果のポイント 世界的脅威となるカルバペネム分解酵素産生腸内細菌目細菌(CPE)※1は自然環境に拡散し続けていますが、医療施設環境での実態は十分に把握されていませんでした。 ...
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