日本医療研究開発機構

医療・健康

5-FU系抗がん剤の重篤副作用発現に影響する薬物代謝酵素の日本人集団における遺伝的特性を解明

2022-06-16 東北大学,東北大学東北メディカル・メガバンク機構,東北大学未来型医療創成センター,東北大学病院,日本医療研究開発機構 ポイント 抗がん剤の副作用発現の原因となるDPYD*1遺伝子多型*2には著しい民族集団差が存在するた...
医療・健康

長鎖シークエンスにより網膜色素変性の原因遺伝子変異を解明~新しいゲノム解析技術が遺伝性疾患の原因遺伝子変異の同定に貢献~

2022-06-16 東京大学,九州大学,理化学研究所,日本医療研究開発機構 発表者 左野 裕介(公立学校共済組合九州中央病院 眼科医員) 藤本 明洋(東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際生物医科学講座 教授) 秋山 雅人(九州大学...
医療・健康

腎臓の造血ホルモン、プロの細胞集団が産生~腎性貧血治療に貢献する発症メカニズムの解明へ~

2022-06-09 京都大学,日本医療研究開発機構 概要 慢性腎臓病は、成人の8人に1人が罹ると言われ、患者の多くが貧血(腎性貧血)を発症します。腎性貧血は、腎臓の線維芽細胞(※1)でEPOを生み出す能力が低下し、赤血球が減少するために起...
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医療・健康

治療薬開発に適したアルツハイマー病モデルマウスの開発~βセクレターゼ阻害薬の開発に貢献~

2022-06-09 理化学研究所,日本医療研究開発機構 理化学研究所(理研)脳神経科学研究センター神経老化制御研究チームの綿村直人研究員、西道隆臣チームリーダー、笹栗弘貴副チームリーダーらの共同研究グループは、アルツハイマー病(AD)の初...
医療・健康

心臓の線維芽細胞が心不全の発症を制御するしくみを発見~心不全発症におけるHtra3-TGF-β-IGFBP7経路を解明~

2022-06-09 東京大学,日本医療研究開発機構 発表者 候 聡志(東京大学大学院医学系研究科重症心不全治療開発講座/東京大学医学部附属病院循環器内科 特任助教) 野村 征太郎(東京大学大学院医学系研究科重症心不全治療開発講座/東京大学...
医療・健康

脳磁図の位相と振幅の同期度を用いたてんかんの自動診断

2022-06-07 大阪大学,日本医療研究開発機構 研究成果のポイント 脳波や脳磁図※1の位相と振幅の同期度合いは、様々な神経疾患のバイオマーカーになることがわかってきたが、非発作時のてんかん※2患者においては不明でした。 本研究では安静...
生物工学一般

細胞がクラスターを作りながら動く仕組みを発見~がん浸潤や胚発生の理解に期待~

2022-06-07 金沢大学,北海道大学,日本医療研究開発機構 金沢大学ナノ生命科学研究所の奥田覚准教授と北海道大学電子科学研究所の佐藤勝彦准教授の共同研究グループは、立体組織中において細胞がクラスターを作りながら動く物理的な仕組みを解明...
医療・健康

音の予測に前頭極―側頭葉ネットワークが関与することを発見

2022-06-07 山梨大学,日本医療研究開発機構 研究成果のポイント 同じ間隔で鳴っていた音が、予測外に鳴らなかったとき、脳の前頭極(注1)―側頭葉ネットワークが活動することを明らかにしました。 精神神経疾患では、予測が外れて音が鳴らな...
医療・健康

重度の食中毒を起こす腸管出血性大腸菌O157の無毒化に成功~腸管出血性大腸菌感染症の予防・治療法の発展に向けて~

2022-06-03 群馬大学,日本医療研究開発機構 研究成果のポイント 腸管出血性大腸菌O157(以下、「O157」)に感染すると、重度の下痢に加え、しばしば急性腎不全や急性脳症を併発し、重症化することが知られています。現在、O157によ...
細胞遺伝子工学

ヒト受精卵から胎盤が発生する仕組みを解明~生殖補助医療や再生医療への貢献に期待~

2022-06-03 東北大学,日本医療研究開発機構 発表のポイント ほ乳類の受精卵が最初に迎える運命決定により、将来胎児となる細胞と胎盤となる細胞に分かれます。この段階までに、それぞれの特性を反映する細胞として、胚性幹細胞(ES細胞)注1...
有機化学・薬学

進行性核上性麻痺における異常蛋白凝集のメカニズムを解明

2022-05-26 名古屋大学,愛知医科大学,日本医療研究開発機構 名古屋大学大学院医学系研究科神経内科学の勝野雅央 教授、佐橋健太郎 講師、辻河高陽 医員(筆頭研究者)らの研究グループは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)...
有機化学・薬学

抗体医薬品の安定供給を実現するHspa5プロモーターを用いた新たな抗体発現系を開発~従来方法に比べて抗体発現量が約2倍向上~

2022-05-25 京都産業大学,日本医療研究開発機構 本件のポイント CHO細胞*1を用いた抗体発現において、トランスクリプトーム解析*2から発現量の高い遺伝子「hspa5< span="">*3」を特定した。</SUP<> hspa5...
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