生物化学工学 膜ポンプによる膜輸送機構の普遍的概念の提唱 ~クライオ電子顕微鏡によるヒト由来カルシウムポンプの新たな反応中間状態の同定と構造決定~ 2022-12-07 東北大学【本学研究者情報】〇多元物質科学研究所 稲葉謙次 教授【発表のポイント】 クライオ電子顕微鏡構造解析により、細胞中のカルシウムの恒常性維持に重要な小胞体膜局在カルシウムポンプSERCA2b注1の新たな三つの反応... 2022-12-07 生物化学工学
医療・健康 皮膚細菌叢への抵抗力の低下が自己免疫疾患発症と関連することを発見~自己免疫疾患発症予防・治療法開発への期待~ 2022-11-14 東北大学,東北大学病院,国立がん研究センター発表のポイント 自己免疫疾患の発症原因はいまだに分かっていない。 皮膚細菌叢注1に対する抵抗力の低下が自己免疫疾患の全身性エリテマトーデス注2の発症に関わることを発見した。 ... 2022-11-14 医療・健康
有機化学・薬学 ミニ組織モデルへの経血管刺激を電気化学的に計測~がんオルガノイドを用いた薬剤評価システムへ展開~ 2022-11-09 京都大学人工多能性幹細胞(iPSC)や生体幹細胞から生体のミニ組織(オルガノイド)を作ることが可能となったことで、薬剤探索ツールとしての活用が期待されています。ミニ組織モデルの機能を維持しつつ生体内の機能に近づけるため... 2022-11-09 有機化学・薬学
有機化学・薬学 コンピュータ解析で意義不明変異のなかに治療標的となる新たな遺伝子変異を発見~がんゲノム医療のさらなる拡大へ向けた一歩~ 2022-09-27 国立がん研究センター,慈恵大学,京都大学,筑波大学,東北大学,東京工業大学発表のポイント がんゲノムデータベースに登録される約7万種類の遺伝子変異のコンピュータ解析により、RETがん遺伝子に新たな治療標的となる遺伝子変... 2022-09-28 有機化学・薬学
医療・健康 腸の活発な運動で促進される糖質吸収の可視化に成功 ~肥満や糖尿病、腸内細菌に関する栄養吸収メカニズムの解明に期待~ 2022-09-21 東北大学,科学技術振興機構ポイント 蛍光色素で標識したグルコースを用いて腸における栄養吸収の可視化に成功 線虫の腸内流動と腸壁における栄養吸収を関係付ける力学法則を発見 腸の活性・疾患や腸内細菌に関係する栄養吸収メカニ... 2022-09-22 医療・健康
細胞遺伝子工学 単独で停滞したリボソームのセンサー因子Fap1の同定~機能欠損リボソームを異常として認識・排除する仕組み~ 2022-09-16 東京大学医科学研究所発表のポイント 遺伝暗号解読活性を失ったリボソームが翻訳中に単独で停滞し、Fap1がリボソーム両側のmRNAの動きの停止を感知してリボソームに分解の目印をつけることを明らかにしました。 既知の停滞目... 2022-09-16 細胞遺伝子工学
生物工学一般 分子モーターキネシンが細胞の突起の長さを調節するしくみを解明 2022-09-09 神戸大学神戸大学大学院医学研究科の仁田亮教授、博士課程大学院生の田口真也氏、今崎剛助教らの研究グループは、理化学研究所放射光科学研究センター生物系ビームライン基盤グループの坂井直樹研究員(研究当時、現高輝度光科学研究セ... 2022-09-09 生物工学一般
細胞遺伝子工学 固形がんにも効果のあるヒト化CARの作製に成功 2022-09-06 京都大学iPS細胞研究所ポイント 脳腫瘍や骨肉腫など様々な悪性腫瘍に高発現しているPodoplanin(PDPN)をターゲットにしたヒト化CAR(NZ-27 CAR)を作製した。 NZ-27 CARはヒト化する前の抗P... 2022-09-06 細胞遺伝子工学
医療・健康 細胞膜の中ではたらく特殊なタンパク質分解酵素の構造を解明~細菌感染症の新たな治療法の開発へ期待~ 2022-08-25 京都大学秋山芳展 医生物学研究所教授、檜作洋平 同助教、禾晃和 横浜市立大学准教授のグループは、東京大学、理化学研究所、大阪大学、筑波大学、東北大学との共同研究で、細胞膜の中ではたらく特殊なタンパク質分解酵素RsePと... 2022-08-25 医療・健康
有機化学・薬学 骨代謝に関わるPTH1受容体のシグナル伝達複合体を可視化~安全性の高い効果的な骨粗しょう症治療薬の合理的設計に貢献~ 2022-08-09 東京大学小林 和弘(生物科学専攻 博士課程)川上 耕季(東北大学大学院薬学研究科 助教)草木迫 司(生物科学専攻 助教)加藤 英明(東京大学大学院総合文化研究科/先進科学研究機構 兼 生物科学専攻 准教授)井上 飛鳥(... 2022-08-09 有機化学・薬学
細胞遺伝子工学 不安の進化に関わる分子メカニズムの一端を解明~ヒト型遺伝子変異導入マウスを用いた検証~ 2022-08-03 東北大学,国立精神・神経医療研究センター,藤田医科大学発表のポイント●モノアミン神経伝達物質*1の輸送に関わるVMAT1遺伝子の変異は、私たちの性格や個性に影響を与えることが報告されています。●VMAT1遺伝子に生じた... 2022-08-03 細胞遺伝子工学
生物工学一般 CAMSAP2タンパク質による中心体に依存しない微小管ネットワーク形成のしくみを解明 ~ 細胞の形を作る仕組みの一端を解明~ 2022-06-28 神戸大学神戸大学大学院医学研究科の仁田亮教授、今崎剛助教らの研究グループは、理化学研究所生命機能科学研究センターの竹市雅俊客員主管研究員 (理研名誉研究員)、同放射光科学研究センター生物系ビームライン基盤グループ重松秀... 2022-06-29 生物工学一般