東北大学

有機化学・薬学

プローブの凝集・解離機構を利用し、標的エクソソームを高感度に検出 ~強い結合力と高い蛍光応答機能を発現~

2023-01-25 東北大学,科学技術振興機構 ポイント 長い炭素鎖(炭素数12個)を導入したシアニン色素(TRC12)をエクソソーム脂質膜結合性ペプチド(ApoC)に連結した、高感度エクソソーム検出蛍光プローブ(ApoC-TRC12)を...
生物化学工学

体づくりの左右非対称性を決める「力」の発見~「左側を決めるシグナル」を活性化する細胞の「アンテナ」~

2023-01-12 理化学研究所,東北大学,学習院大学 理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター 個体パターニング研究チームの濱田 博司 チームリーダー、加藤 孝信 基礎科学特別研究員、細胞極性統御研究チームの岡田 康志 チームリーダ...
医療・健康

細胞の血行性転移の新たな仕組みを発見~世界初、新たながん転移抑止戦略の開発にも期待~

2022-12-13 京都大学 がんが人類最大の死因である原因は、がん細胞は血管を移動路として使用して活動の場を全身に広げる、いわゆる「血行性転移(以降、転移)」を行う性質によるものです。血液中を循環するがん細胞の多くは毛細血管から血管の外...
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生物化学工学

膜ポンプによる膜輸送機構の普遍的概念の提唱 ~クライオ電子顕微鏡によるヒト由来カルシウムポンプの新たな反応中間状態の同定と構造決定~

2022-12-07 東北大学 【本学研究者情報】 〇多元物質科学研究所 稲葉謙次 教授 【発表のポイント】 クライオ電子顕微鏡構造解析により、細胞中のカルシウムの恒常性維持に重要な小胞体膜局在カルシウムポンプSERCA2b注1の新たな三つ...
医療・健康

皮膚細菌叢への抵抗力の低下が自己免疫疾患発症と関連することを発見~自己免疫疾患発症予防・治療法開発への期待~

2022-11-14 東北大学,東北大学病院,国立がん研究センター 発表のポイント 自己免疫疾患の発症原因はいまだに分かっていない。 皮膚細菌叢注1に対する抵抗力の低下が自己免疫疾患の全身性エリテマトーデス注2の発症に関わることを発見した。...
有機化学・薬学

ミニ組織モデルへの経血管刺激を電気化学的に計測~がんオルガノイドを用いた薬剤評価システムへ展開~

2022-11-09 京都大学 人工多能性幹細胞(iPSC)や生体幹細胞から生体のミニ組織(オルガノイド)を作ることが可能となったことで、薬剤探索ツールとしての活用が期待されています。ミニ組織モデルの機能を維持しつつ生体内の機能に近づけるた...
有機化学・薬学

コンピュータ解析で意義不明変異のなかに治療標的となる新たな遺伝子変異を発見~がんゲノム医療のさらなる拡大へ向けた一歩~

2022-09-27 国立がん研究センター,慈恵大学,京都大学,筑波大学,東北大学,東京工業大学 発表のポイント がんゲノムデータベースに登録される約7万種類の遺伝子変異のコンピュータ解析により、RETがん遺伝子に新たな治療標的となる遺伝子...
医療・健康

腸の活発な運動で促進される糖質吸収の可視化に成功 ~肥満や糖尿病、腸内細菌に関する栄養吸収メカニズムの解明に期待~

2022-09-21 東北大学,科学技術振興機構 ポイント 蛍光色素で標識したグルコースを用いて腸における栄養吸収の可視化に成功 線虫の腸内流動と腸壁における栄養吸収を関係付ける力学法則を発見 腸の活性・疾患や腸内細菌に関係する栄養吸収メカ...
細胞遺伝子工学

単独で停滞したリボソームのセンサー因子Fap1の同定~機能欠損リボソームを異常として認識・排除する仕組み~

2022-09-16 東京大学医科学研究所 発表のポイント 遺伝暗号解読活性を失ったリボソームが翻訳中に単独で停滞し、Fap1がリボソーム両側のmRNAの動きの停止を感知してリボソームに分解の目印をつけることを明らかにしました。 既知の停滞...
生物工学一般

分子モーターキネシンが細胞の突起の長さを調節するしくみを解明

2022-09-09 神戸大学 神戸大学大学院医学研究科の仁田亮教授、博士課程大学院生の田口真也氏、今崎剛助教らの研究グループは、理化学研究所放射光科学研究センター生物系ビームライン基盤グループの坂井直樹研究員(研究当時、現高輝度光科学研究...
細胞遺伝子工学

固形がんにも効果のあるヒト化CARの作製に成功

2022-09-06 京都大学iPS細胞研究所 ポイント 脳腫瘍や骨肉腫など様々な悪性腫瘍に高発現しているPodoplanin(PDPN)をターゲットにしたヒト化CAR(NZ-27 CAR)を作製した。 NZ-27 CARはヒト化する前の抗...
医療・健康

細胞膜の中ではたらく特殊なタンパク質分解酵素の構造を解明~細菌感染症の新たな治療法の開発へ期待~

2022-08-25 京都大学 秋山芳展 医生物学研究所教授、檜作洋平 同助教、禾晃和 横浜市立大学准教授のグループは、東京大学、理化学研究所、大阪大学、筑波大学、東北大学との共同研究で、細胞膜の中ではたらく特殊なタンパク質分解酵素RseP...
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