医薬基盤・健康・栄養研究所

医療・健康

生体肝移植における移植片の質を評価する新しいバイオマーカー候補の同定

2022-07-29 医薬基盤・健康・栄養研究所 医薬基盤・健康・栄養研究所ワクチン・アジュバント研究センター免疫老化プロジェクト 山本拓也プロジェクトリーダー、高濱正吉研究員は、九州大学大学院医学研究院消化器・総合外科 吉住朋晴教授、冨山...
医療・健康

尿中エクソソームを用いて膀胱がんを診断する新たな検査法を確立 ~患者負担の少ない、膀胱がんの早期診断が可能に~

2022-07-08 医薬基盤・健康・栄養研究所 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(大阪府茨木市)は、近畿⼤学医学部(⼤阪府⼤阪狭⼭市)、⼤阪⼤学⼤学院医学系研究科(⼤阪府吹⽥市)等との共同研究で、膀胱がん患者の尿中に分泌される細...
医療・健康

世界最大規模の腸内細菌叢統合データベースを構築し、一部のデータを公開 NIBIOHN JMD(Japan Microbiome Database)

2022-04-12 医薬基盤・健康・栄養研究所 近年の研究から、腸内細菌は肥満や炎症、感染症やがんなど、今まで考えられていた以上に私たちの健康に大きな影響を与えていることがわかってきました。医薬基盤・健康・栄養研究所では2015年度より健...
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医療・健康

腸内細菌により作られるオメガ3脂肪酸代謝物αKetoA(アルファケトエー)の抗炎症作用 アレルギー性皮膚炎や糖尿病を抑制

食と健康をつなぐ腸内細菌の働きを解明“ポストバイオティクス” 2022-03-28 医薬基盤・健康・栄養研究所,日本医療研究開発機構 研究成果のポイント アマニ油やエゴマ油に含まれるオメガ3脂肪酸*1がヒト腸内細菌によって代謝*2され、αK...
有機化学・薬学

分子標的治療によってがん組織で変化するリン酸化シグナルを患者毎に捉えることに成功

次世代「がん精密医療」への応用に期待 2022-03-28 医薬基盤・健康・栄養研究所,国立がん研究センター,日本医療研究開発機構 本研究成果のポイント 独自に開発した微量組織サンプルの網羅的リン酸化部位測定技術を用いて、分子標的薬治療前、...
医療・健康

人工知能による酵素の発見:代謝のミッシングリンクを解読して医薬品を製造する

2022-03-24 医薬基盤・健康・栄養研究所 この度、弊所AI健康・医薬研究センターの荒木通啓副センター長らの研究グループは、神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科のChristopher. J. Vavricka准教授、東京電機大...
生物化学工学

血液を循環する由来組織別エクソソームマーカー候補を同定

高精度な次世代バイオマーカー開発に期待 2022-03-22 医薬基盤・健康・栄養研究所 医薬基盤・健康・栄養研究所創薬標的プロテオミクスプロジェクト・疾患解析化学プロジェクトの足立淳プロジェクトリーダー、宇治徳洲会病院外科 長山聡医師らの...
有機化学・薬学

次世代型医薬品に活用できるα-アミノ酸の合成方法開発に成功!

中分子ペプチド医薬品の基盤技術としての活用に期待 2022-03-15 九州大学,医薬基盤・健康・栄養研究所,日本医療研究開発機構 ポイント 有望な創薬モダリティ「中分子ペプチド」は、かさ高い置換基を導入することにより、革新的な医薬品となる...
有機化学・薬学

新規抗ウイルス抗体の創出に成功~変異型を含む広域コロナ属ウイルスの治療薬として期待~

新型コロナウイルスを含む近縁コロナウイルスに関する新規抗ウイルス抗体の同定に成功しました。この抗体は、ウイルス粒子そのものではなく、ウイルスの供給元となる感染後の細胞を標的とし、感染者の免疫応答をサポートして、新型コロナウイルスに感染した細胞のみを特異的に排除します。また、他の多くの抗体医薬とは異なり、変異が入りにくい部位を標的とし、オミクロン株を含む種々の変異株に反応します。
医療・健康

D-セリンに着目した腎機能の迅速かつ正確な評価法の確立 ~人工透析導入抑制に期待~

D-アミノ酸の一つであるD-セリンを測定することで、糸球体ろ過量を正確かつ迅速に評価できることを見出しました。腎臓病の早期診断かつ適切な治療が可能となり、人工透析導入の抑制につながることが期待されます。
有機化学・薬学

新型コロナウイルス感染による重症肺炎に対するACE2様酵素B38-CAPの治療効果を解明

白神山地の土壌から分離した微生物の産生するアンジオテンシン変換酵2 (ACE2)様酵素B38-CAPが新型コロナウイルス感染による重症肺炎に対して治療効果を発揮することを明らかにしました。ACE2は新型コロナウイルス感染の受容体である一方で、ACE2の酵素活性は生理活性ペプチドを分解することにより心不全やSARS肺炎の重症化を阻止することが知られていました。
有機化学・薬学

合成アルカリゲネス菌リピドAの優れたアジュバント活性を証明

ヒトやマウスの腸管関連リンパ組織の内部に共生し、免疫活性化を行うアルカリゲネス菌の菌体成分であるリピドAの化学合成法を確立し、アジュバントとして用いた際の免疫系に対する作用を調べた。注射型ワクチンとしてだけでなく粘膜免疫の誘導が可能な経鼻型ワクチンにおいても、炎症などの副反応をほとんど起こさずにワクチン抗原に対する免疫応答を高めることができる効果が示されました。
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