新潟大学

医療・健康

非アルコール性脂肪性肝疾患悪化に歯周病原細菌による腸内環境への悪影響が関係する

歯周病が非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)を悪化させるメカニズムとして、飲み込まれた歯周病原細菌による腸内環境の変化が関係することを明らかにしました。
医療・健康

AIによる重症薬疹の早期画像診断

ディープニューラルネットワークを応用したAIによるスティーブンス・ジョンソン症候群/中毒性表皮壊死症の早期画像診断法を開発した。本検査法によって皮膚病変部のデジタル写真から致死率の高い重症薬疹を早期に診断できるようになる可能性がある。
生物化学工学

植物の再生と防御のスイッチ~転写因子WINDは道管再形成や自然免疫も制御する~

転写因子WINDが傷口のカルス化だけでなく、道管の再形成や病原菌への抵抗性獲得に重要な働きをしていることを発見した。
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生物化学工学

光照射により局所脳内血流を操作する技術を開発~血流と神経活動と行動の三者を結ぶ基礎データを公開~

光照射によって脳内局所血流を自由に増加・減少できる操作技術を開発し、マウスに実装した。光操作の結果、脳血流が時間経過とともにどのように変化するか(タイムコース)、かつどのような空間的な広がりを持つのかを具体的に示し、人為的に操作された脳内血流変動が神経活動やマウスの行動に反映される具体例を示した。
生物化学工学

オートファゴソームを効率よく作る仕組みを発見 ~オートファジーの主役の働きが明らかに~

脂質化Atg8は細胞内の不要な物質を分解する仕組み(オートファジー)で中心的な働きをするたんぱく質であり、その脂質膜上での立体構造が初めて明らかになった。
医療・健康

肥満が歯周病を悪化させる仕組みを解明~腸内細菌は歯周病に影響を与える~

肥満による腸内細菌の変化が慢性炎症性歯周疾患(歯周病)における歯槽骨破壊を促進する仕組みを明らかにした。
医療・健康

都市部地域住民における咀嚼機能と循環器病発症との関連について

吹田研究参加者である50~79歳の都市部一般住民のうち、歯科検診を受診した1,547名(男性652名、女性895名)を対象に、循環器病の新規発症を追跡した。最大咬合力が低い対象者は高い対象者にくらべ、循環器病の新規発症が多いことが明らかとなった。
医療・健康

肝硬変に対するエクソソームを用いた新たな治療法の可能性~肝硬変への新たな再生医療を目指して~

肝硬変に対し、間葉系幹細胞から産生され非常に小さく安定な細胞外小胞・エクソソームがマクロファージを介して治療効果を発揮することを明らかにした。インターフェロンγで刺激した間葉系幹細胞の産生するエクソソームは肝硬変に対する治癒促進効果をもつマクロファージを誘導する為に必要な物質を含むことも明らかにした。
生物化学工学

肝臓-筋肉の臓器連関代謝サイクルの肥満による制御異常の解明

肝臓と筋肉において、野生型マウスと肥満モデルマウス間で変化した肝臓と筋肉における大規模代謝制御ネットワーク(トランスオミクスネットワーク)を構築し、血液の代謝物データと統合することで、肥満における臓器間の代謝物のやりとり(臓器連関代謝サイクル)の破綻のメカニズムを明らかにした。
医療・健康

新規の日本人アルツハイマー病関連遺伝子座位群を発見

2021-03-03 国立長寿医療研究センター,新潟大学,東北大学東北メディカル・メガバンク機構,日本医療研究開発機構 研究成果のポイント 日本人に特有および民族集団横断型の新規アルツハイマー病関連遺伝子座位群を同定 アルツハイマー病のリス...
医療・健康

ミトコンドリアの酵素がパーキンソン病原因遺伝子産物Parkinを分解し細胞死を防ぐことを発見

弧発性パーキンソン病の病態メカニズムに新たな概念を提唱 2021-02-10学習院大学,東京薬科大学,日本医療研究開発機構 発表者 椎葉一心(学習院大学 理学部 生命科学科 分子生化学 助教/東京薬科大学 生命科学部 分子生化学研究室 大学...
医療・健康

老化細胞を選択的に除去するGLS1阻害剤が加齢現象・老年病・生活習慣病を改善させることを証明

2021-01-15 東京大学,九州大学,新潟大学,慶應義塾大学医学部,国立長寿医療研究センター,日本医療研究開発機構 発表者 中西真(東京大学医科学研究所 癌防御シグナル分野 教授) 城村由和(東京大学医科学研究所 癌防御シグナル分野 助...
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