生物化学工学 細胞性粘菌の走気性は ミトコンドリアや酸化ストレスに依存しない~酸素を求めて動く細胞の未知の酸素応答機構の解明へ~ 2023-06-16 東北大学〇流体科学研究所 准教授 船本健一【発表のポイント】 細胞性粘菌(注1)は低酸素環境下において動きを活性化させ、酸素を求めて遊走する性質(走気性)(注2)を有します。 既存の仮説に反し、ミトコンドリアや酸化スト... 2023-06-16 生物化学工学
医療・健康 体内の細胞増殖を生きたまま観察できるマウスの開発に成功 ~さまざまな疾患の治療法開発への応用に期待~ 2023-06-15 東北大学〇大学院医学系研究科糖尿病代謝内科学分野 准教授 今井淳太【発表のポイント】 調べたい細胞が体内で増殖していることを注1、生きたまま少量の採血で高感度に観察することができるマウスの開発に成功しました。 このマウ... 2023-06-15 医療・健康
生物化学工学 GPCR作動薬による新規の受容体活性化機構を解明~細胞内領域を標的とした副作用のない薬剤開発に貢献~ 2023-06-08 東京大学小林 和弘(大学院総合文化研究科 特任研究員/研究当時:生物科学専攻 博士課程)川上 耕季(日本学術振興会特別研究員/研究当時:東北大学 助教)草木迫 司(生物科学専攻 助教)井上 飛鳥(東北大学 教授)村田 ... 2023-06-08 生物化学工学
細胞遺伝子工学 突然変異は成長量ではなく時間に依存して蓄積することを発見~進化の原動力である突然変異が熱帯雨林で生じるメカニズムに迫る~ 2023-06-07 九州大学ポイント 進化の原動力である突然変異が自然条件でどのように生じるかを明らかにすることは、生命科学の重要課題の一つです。 ボルネオ島のShorea属の長寿命樹木を対象に、300年以上かけて蓄積した体細胞変異の検出... 2023-06-07 細胞遺伝子工学
生物化学工学 塩害から種子形成を保護するナトリウム輸送体~植物の耐塩性メカニズムの解明~ 2023-06-05 東北大学【本学研究者情報】〇大学院工学研究科バイオ工学専攻教授 魚住 信之【発表のポイント】 ナトリウム輸送体(AtHKT1(注1))が雄しべのナトリウムを除去する機能が明らかになりました。 このナトリウム輸送体を増強... 2023-06-06 生物化学工学
生物工学一般 クライオ電顕により電荷、水素原子、化学結合を可視化 ~たんぱく質の詳細な化学特性の理解から、創薬への貢献に期待~ 2023-05-31 理化学研究所,東北大学,科学技術振興機構理化学研究所(理研)放射光科学研究センター 利用システム開発研究部門 SACLAビームライン基盤グループ イメージング開発チームの眞木 さおり 研究員、利用技術開拓研究部門 生体... 2023-06-01 生物工学一般
生物工学一般 個体を傷付けず、生きた心筋活性を光で定量~細胞内筋力発生の評価技術として、心疾患の研究加速に期待~ 2023-05-26 理化学研究所,広島大学,大阪大学,東北大学理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター 先端バイオイメージング研究チームの渡邉 朋信 チームリーダー(広島大学 原爆放射線医科学研究所 教授)、広島大学 原爆放射線医科学... 2023-05-27 生物工学一般
有機化学・薬学 COVID-19治療薬の副作用の仕組みを解明 ~受容体経路を抑制することで副作用改善の可能性~ 2023-05-16 東北大学〇加齢医学研究所モドミクス医学分野 教授 魏范研【発表のポイント】 COVID-19治療薬として使われるレムデシビルについては、頻度は低いものの心機能の副作用が報告されていましたが、そのしくみは不明でした。 受... 2023-05-16 有機化学・薬学
有機化学・薬学 X線自由電子レーザーで捉えたビフィズス菌酵素の常温構造~局所的な構造変化から示唆された酵素反応メカニズム~ 2023-04-10 理化学研究所,京都大学,東北大学,高輝度光科学研究センター理化学研究所(理研)放射光科学研究センター 利用技術開拓研究部門 SACLA利用技術開拓グループの岩田 想 グループディレクター(京都大学大学院 医学研究科 教... 2023-04-10 有機化学・薬学
生物環境工学 雨後のキノコの電気的な会話を測定~菌糸のネットワークによるシグナル伝達の可能性を野外で初確認~ 2023-03-27 京都大学菌根菌は土壌中に菌糸のネットワークを張り巡らせ、植物の根と共生関係を築くことで森林生態系の維持に重要な役割を果たしています。菌根菌の菌糸を介した植物間のシグナル伝達は世間の注目を集めていますが、科学的なデータは... 2023-03-27 生物環境工学
生物化学工学 視覚に関わるタンパク質の超高速分子動画~薄暗いところで光を感じる仕組み~ 2023-03-23 理化学研究所,京都大学,東北大学,高輝度光科学研究センター理化学研究所(理研)放射光科学研究センター 利用技術開拓研究部門 SACLA利用技術開拓グループの岩田 想 グループディレクター(京都大学大学院 医学研究科 教... 2023-03-23 生物化学工学
生物工学一般 たんぱく質のアミノ酸残基選択的ラベル化を 可能とする光駆動型人工金属酵素の開発 ~働く環境の変化で潜在能力を引き出す~ 2023-03-17 東北大学,科学技術振興機構ポイント たんぱく質の内部空間に金属錯体を導入すること(人工酵素化)で人工金属酵素は構築されます。本研究では、金属錯体に潜在している光化学特性を人工酵素化によって引き出した光駆動型人工金属酵素... 2023-03-17 生物工学一般