ウコンに含まれる成分が腸内フローラを介して脳・脊髄の炎症を抑制

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プロドラッグ型「クルクミン」の多発性硬化症治療への応用に期待

2021-12-03 京都大学

掛谷秀昭 薬学研究科教授は、尾村誠一 近畿大学講師、スンダル・カドカ 同博士課程学生、角田郁生 同教授、西尾和人 同教授と共同で、ウコンに含まれる「クルクミン」の構造を変化させたプロドラッグ型の化合物が、腸内フローラを変動させることで、脳や脊髄の炎症を抑制することを世界で初めて明らかにしました。

本研究は神経難病の一つである多発性硬化症のモデルマウスを用いて検証しており、今後、研究成果を多発性硬化症の新たな治療に生かすことが期待されます。

本研究成果は、2021年12月3日に、国際学術誌「Frontiers in Cellular and Infection Microbiology」にオンライン掲載されました。

ウコンに含まれる成分が腸内フローラを介して脳・脊髄の炎症を抑制
図:プロドラッグ型のクルクミンは、腸内フローラを介して脳や脊髄の炎症を抑制する

詳しい研究内容≫

研究者情報
研究者名:掛谷秀昭

有機化学・薬学
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