生物化学工学

老化による幹細胞のがん化機構の発見~ショウジョウバエwhite変異体の発見から111年目の新展開~ 生物化学工学

老化による幹細胞のがん化機構の発見~ショウジョウバエwhite変異体の発見から111年目の新展開~

ショウジョウバエを用いて、個体の老化に伴って腸の幹細胞(腸幹細胞)が過剰に増殖し、がん化する分子機構を発見した。
ウニは光の刺激で胃から腸へのゲートを開く 生物化学工学

ウニは光の刺激で胃から腸へのゲートを開く

棘皮動物における光の役割や光応答の仕組みを明らかにするため、バフンウニの幼生に光を照射して観察した。幼生はほとんど透明で消化管などの動きも外から直接確認できる。ウニの幼生が光の刺激を受けると、胃の出口である幽門が開くことを発見した。
酵母の果糖発酵と資化能力を再発見~388株の酵母を使って見過ごされてきた能力を検証~ 生物化学工学

酵母の果糖発酵と資化能力を再発見~388株の酵母を使って見過ごされてきた能力を検証~

388株の酵母を用いて実験を行ったところ、全株が果糖に対する資化能力を持ち、302株が発酵能力を持つことを発見した。この二つの能力が酵母の普遍的な表現型であることが明らかになった。また、発酵においてAmbrosiozyma platypodisとCyberlindnera americanaの2株は、ブドウ糖と果糖を混合して与えた場合はブドウ糖を好み、ブドウ糖または果糖を単独で与えた場合は果糖を特に好むことが分かった。
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TGF-βを介したがん微小環境リモデリング機構の発見~組織透明化を用いたがん微小環境の三次元解析~ 医療・健康

TGF-βを介したがん微小環境リモデリング機構の発見~組織透明化を用いたがん微小環境の三次元解析~

マウスの組織や臓器を透明化するという手法を用いて、がんを取り巻く微小環境を三次元的に解析した。がんの転移に関与するサイトカインであるTGF-ßが、がん微小環境を変えることでがんの転移を促進するという、がん微小環境の新たなリモデリング機構を見出した。
26年ぶりに日本から現生のカワニナの新種を発見 生物化学工学

26年ぶりに日本から現生のカワニナの新種を発見

サザナミカワニナは琵琶湖の深場に適応した種であると考えられ、殻表面に漣状の細かな縦方向や横方向の彫刻を持つことや、メスが胎児を非常に大きなサイズまで体内で育てるなど近縁種と顕著に異なる特徴を有す。
トランスゴルジ網における積荷選別様式を可視化~細胞内物質輸送のハブは明確に区画化されている~ 生物化学工学

トランスゴルジ網における積荷選別様式を可視化~細胞内物質輸送のハブは明確に区画化されている~

植物細胞内で、異なる目的地へのタンパク質輸送を担う2種類の区画が単一の「トランスゴルジ網 (TGN)」に独立して存在することを発見した。
裏しかない葉が平たくなるための座標が判明~オーキシンを手がかりに葉を平たくする~ 生物化学工学

裏しかない葉が平たくなるための座標が判明~オーキシンを手がかりに葉を平たくする~

単面葉では植物ホルモンの一つオーキシンが特定の場所で強くはたらくことで、それが位置決めの座標になっていることが示された。
ヒト胃からのヘリコバクター・スイスの培養に成功~ヒト胃における病原細菌であることを証明~ 医療・健康

ヒト胃からのヘリコバクター・スイスの培養に成功~ヒト胃における病原細菌であることを証明~

胃疾患患者からのヘリコバクター・スイスを人工培地で分離培養することに初めて成功した。マウス感染実験により胃での病態発症を確認し、病態組織から菌の再分離にも成功したことから、ヘリコバクター・スイスがヒト胃における病原細菌であることが証明された。
細胞間の情報伝達に関わる細胞外微粒子の新たな形成機構を解明 生物化学工学

細胞間の情報伝達に関わる細胞外微粒子の新たな形成機構を解明

老化やがんなどの生体情報の伝達を担うことで注目されている「細胞外小胞」という脂質膜の微粒子について、細胞表面で突起した生体膜がちぎれて生み出されるという新たな機構を明らかにした。
葉緑体との相互作用におけるミトコンドリア運動を発見 生物化学工学

葉緑体との相互作用におけるミトコンドリア運動を発見

植物細胞内のミトコンドリアが見せる特異的運動形態“Wiggling(小刻みな揺れ)”に注目して、Wigglingがミトコンドリアと葉緑体との物理的相互作用に関与することを世界で初めて発見した。
1つの細胞が異なるエクソソームを分泌する分子機構の発見 ~新たながん治療薬開発への応用に期待~ 生物化学工学

1つの細胞が異なるエクソソームを分泌する分子機構の発見 ~新たながん治療薬開発への応用に期待~

単一の細胞から性質の異なるエクソソームが相反する方向へ分泌されることを発見し、それらを生み出す2つの分子機構を解明した。
アサガオの花びら(花冠)がまっすぐに伸びる力学的な仕組みを解明 生物化学工学

アサガオの花びら(花冠)がまっすぐに伸びる力学的な仕組みを解明

変化アサガオのひとつで、花びらが折れ曲がる「台咲」系統を材料に、花びらがまっすぐに伸びる力学的な仕組みを明らかにした。花器官表面にあるミクロ構造「分泌腺毛」が、器官どうしの摩擦を軽減することで、狭いつぼみの中でも花びらが伸長できることが分かった
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