細胞遺伝子工学

遺伝子が密に並んだゲノム上で転写を調節する仕組み 細胞遺伝子工学

遺伝子が密に並んだゲノム上で転写を調節する仕組み

ゲノムがコンパクトで、遺伝子が密に並んでいるシロイヌナズナという植物を用いた解析により、数百もの遺伝子の内部において逆向きにオーバーラップする転写が起きていること、また、これがクロマチン修飾によって調整されていることを見出しました。
肥満・糖尿病とアルツハイマー病の合併で特異的に発現増加する遺伝子の同定 医療・健康

肥満・糖尿病とアルツハイマー病の合併で特異的に発現増加する遺伝子の同定

肥満・糖尿病とアルツハイマー病を合併するマウスを作成し、脳の遺伝子発現を解析しました。肥満・糖尿病のみやアルツハイマー病単独では変化しないいくつかの遺伝子が、両者の合併により発現増加することが判明しました。それらの遺伝子群(クラスター2)10と命名)にはアルツハイマー病者の海馬、すなわち病理学的変化がもっとも進んでいる脳内の部位において発現増加している遺伝子が多く集積していました。
新規の日本人アルツハイマー病関連遺伝子座位群を発見 医療・健康

新規の日本人アルツハイマー病関連遺伝子座位群を発見

2021-03-03 国立長寿医療研究センター,新潟大学,東北大学東北メディカル・メガバンク機構,日本医療研究開発機構研究成果のポイント 日本人に特有および民族集団横断型の新規アルツハイマー病関連遺伝子座位群を同定 アルツハイマー病のリスク...
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派手な雄は何のため? 〜熱帯メダカのゲノム解析が明らかにする性差の多様性の遺伝基盤〜 細胞遺伝子工学

派手な雄は何のため? 〜熱帯メダカのゲノム解析が明らかにする性差の多様性の遺伝基盤〜

2021-03-02 国立遺伝学研究所(月刊アクアライフ・橋本直之撮影)Genome editing reveals fitness effects of a gene for sexual dichromatism in Sulawesi...
ゲノム上に密に並んだ遺伝子の転写を調節する仕組み 細胞遺伝子工学

ゲノム上に密に並んだ遺伝子の転写を調節する仕組み

2021-03-02 東京大学稲垣 宗一(生物科学専攻 准教授)大矢 恵代(生物科学専攻 博士課程2年)角谷 徹仁(生物科学専攻 教授)発表のポイント シロイヌナズナのヒストン脱メチル化酵素FLDは、転写が両方向に起きている遺伝子領域におい...
リンゴの品種改良に貢献した起源品種の遺伝領域 細胞遺伝子工学

リンゴの品種改良に貢献した起源品種の遺伝領域

起源品種のハプロタイプの遺伝を自動的に追跡する方法の開発2021-03-01 東京大学 発表者 南川   舞 (東京大学 大学院農学生命科学研究科 生産・環境生物学専攻 特任研究員:当時/現 日本学術振興会 特別研究員)國久 美由紀 (農研...
II型肺胞上皮細胞の特徴を再現できる細胞の作製に成功し、アミオダロン性肺障害を改善する化合物を同定 有機化学・薬学

II型肺胞上皮細胞の特徴を再現できる細胞の作製に成功し、アミオダロン性肺障害を改善する化合物を同定

肺線維症治療薬探索への活用に期待2021-02-26 京都大学後藤慎平 医学研究科特定准教授、金墻周平 同研究員、萩原正敏 同教授らの研究グループは、II型肺胞上皮細胞の一部の特徴を持つ細胞を作成し、この細胞を使用して、アミオダロンの副作用...
iPS細胞から肥大軟骨細胞への誘導法を確立し、成長板疾患の病態再現に成功 医療・健康

iPS細胞から肥大軟骨細胞への誘導法を確立し、成長板疾患の病態再現に成功

2021-02-26 京都大学iPS細胞研究所ポイント iPS細胞から体節1)、硬節2)を経て増殖軟骨細胞、そして肥大軟骨細胞を誘導する方法を確立しました。 成長板3)を病態の場とする疾患の患者さん由来iPS細胞を樹立して、肥大軟骨細胞に分...
開放隅角緑内障に関係する127の遺伝的変化を発見 医療・健康

開放隅角緑内障に関係する127の遺伝的変化を発見

世界14カ国の大規模国際共同研究で民族集団に共通した因子に迫る2021-02-24 東北メディカル・メガバンク機構発表のポイント・世界14カ国の開放隅角緑内障*1患者3万人以上の遺伝情報について、ゲノムワイドメタ解析*2を行い、開放隅角緑内...
精子形成に重要なヒストンによるDNAの新たな折りたたみを解明 細胞遺伝子工学

精子形成に重要なヒストンによるDNAの新たな折りたたみを解明

2021-02-22 京都大学杉山正明 複合原子力科学研究所教授、平野里奈 東京大学博士課程学生、胡桃坂仁志 同教授、柴田幹大 金沢大学准教授らの研究グループは、精子形成に重要なヒストンタンパク質H2A.Bが、DNA折りたたみの基盤構造であ...
腎性貧血に対する新規治療薬開発のためのエリスロポエチン産生機序の解明 細胞遺伝子工学

腎性貧血に対する新規治療薬開発のためのエリスロポエチン産生機序の解明

2021-02-16 京都大学iPS細胞研究所ポイント ヒトiPS細胞由来エリスロポエチン注1)産生細胞は腎性貧血の新規治療薬開発に使用できる有用なツールである。 ビタミンAの代謝産物であるレチノイン酸は、低酸素シグナルと協調してヒトiPS...
食道と胃の境界はどのように生まれるのか? 〜”異なる上皮の接点”形成メカニズムを解明〜 細胞遺伝子工学

食道と胃の境界はどのように生まれるのか? 〜”異なる上皮の接点”形成メカニズムを解明〜

2021-02-15 京都大学iPS細胞研究所通常、食道の内側を覆う粘膜は扁平上皮注1)から成り、胃や腸の内側は円柱上皮注2)という別の粘膜から成っています。食道と胃の接合部は、squamous-columnar junction (SCJ...
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