細胞遺伝子工学 非典型的開始コドンからの翻訳開始機構を解明~がん等の治療法開発に期待~ タンパク質の翻訳開始点を正確に同定する新規手法『TISCA法』を開発し、通常のAUG開始コドンとは異なるAUG類似開始コドンからの翻訳開始機構の一部を解明した。 2021-07-06 細胞遺伝子工学
細胞遺伝子工学 父親の宇宙空間の滞在経験が子の遺伝子発現に影響する~精子のエピゲノム変化が鍵?~ マウスの宇宙ステーションでの滞在経験が、生殖細胞のエピゲノム変化および小分子RNAの発現変化を誘導し、子供の肝臓での遺伝子発現に影響することを明らかにした。 2021-07-06 細胞遺伝子工学
細胞遺伝子工学 世界初!植物の葉緑体ゲノムのゲノム編集-標的一塩基置換に成功 モデル植物シロイヌナズナの葉緑体ゲノムの編集に初めて成功した。細胞あたり1,000個以上ある葉緑体ゲノムの全てにおいて標的の一塩基を変化させた。 2021-07-02 細胞遺伝子工学
医療・健康 色素性母斑に対する皮膚再生臨床試験が終了~高圧殺細胞装置の医師主導治験へ~ 先天性巨大色素性母斑に対する世界初の皮膚再生治療(母斑組織そのもので真皮を再建する新規治療法「完全皮膚リサイクル治療法」を開発)を実施し、皮膚の再生が可能で、母斑の再発も無いことを確認した。 2021-07-01 医療・健康細胞遺伝子工学
細胞遺伝子工学 植物の小さなRNAが巨大なタンパク質合成装置の動きを止める~そのしくみと意外な役割を解明~ SGS3と呼ばれる二本鎖RNA結合タンパク質がmicroRNAに依存するリボソーム停滞の決定因子であることを見出した。リボソーム停滞が植物の発生やストレス応答に重要な二次的小分子RNAの生成を促進することも明らかにした。 2021-06-30 細胞遺伝子工学
医療・健康 抗TNF療法がBlau症候群患者さんのマクロファージにおけるIFNγ依存性の自己炎症を正常化する ブラウ症候群患者さんのマクロファージでは、IFNγ刺激依存的な自己炎症反応が起きることを示した。抗TNF抗体治療によりこの異常が改善されることを明らかにした。 2021-06-25 医療・健康細胞遺伝子工学
細胞遺伝子工学 黒穂病抵抗性のサトウキビを選抜できる DNAマーカーを開発~抵抗性品種の効率的な育成が可能に~ 黒穂病に強いサトウキビ個体の選抜に利用できるDNAマーカーを開発した。 2021-06-23 細胞遺伝子工学
医療・健康 「新たな疾患発症メカニズムによる免疫不全症(AIOLOS異常症)の発見」 新しい免疫不全症(AIOLOS異常症)を同定し、その病気の発症機構が、ヘテロマー干渉阻害という機序によるものであることを初めて明らかにした。 2021-06-22 医療・健康細胞遺伝子工学
医療・健康 双極性障害に先天的・後天的デノボ変異がともに関連~双極性障害の病態理解が一歩前進~ 双極性障害患者における「デノボ変異(患者本人からは検出されるが両親からは検出されない新生の変異)」を包括的に解析し、全身の細胞に存在する先天的デノボ変異と一部の細胞にのみ存在する後天的デノボ変異がともに双極性障害に関連することを明らかにした。 2021-06-22 医療・健康細胞遺伝子工学
有機化学・薬学 ヒトのiPS細胞から新生児レベルまで成熟した心筋細胞を作製する 約9000種類の化合物から、エストロゲン関連受容体γ(ERRγ)作動薬がヒトiPS細胞由来心筋細胞の成熟を促進することを発見し、ERRγ作動薬を用いると、T管構造を有する心筋細胞にまで成熟させることを見出した。 2021-06-22 有機化学・薬学細胞遺伝子工学
医療・健康 デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者由来iPS細胞を用いて、筋疲労に似た収縮力低下を培養細胞で再現することに成功 デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)由来iPS細胞を用いてDMD患者さんに見られる筋疲労に似た収縮力低下を再現することに成功した。この収縮力低下を改善するような化合物を見出し、更により多くの化合物を評価する為のスクリーニング系の構築を行った。 2021-06-22 医療・健康細胞遺伝子工学