生物環境工学

医療・健康

独自のゲノムをもつミトコンドリアの日本人集団における特徴を明らかに

2020-03-06    大阪大学,日本医療研究開発機構 研究成果のポイント 日本人集団2,000人の全ゲノム情報からミトコンドリアゲノムの配列を詳細に決定し、配列の個人差を同定。 ミトコンドリアゲノムと核ゲノムの遺伝子変異のパターンの違...
細胞遺伝子工学

中国のヤマカガシは頸腺毒の成分をホタルから摂取していたことを発見

ヒキガエルからホタルへとかけ離れた種間で毒源が移行した 2020-03-03   京都大学 森哲 理学研究科准教授、森直樹 農学研究科教授らの研究グループは、毒ヘビの一種であるイツウロコヤマカガシが頸腺毒の成分をホタルから摂取していたことを...
生物化学工学

ウニの殻に癭を作るエボシガイの生態と進化史を解明

2020-03-03   京都大学 山守瑠奈 人間・環境学研究科博士課程学生、加藤真 同教授は、有毒ウニの殻に癭(えい:寄生者が宿主の組織を異常に発達させて形作る、こぶ状の構造)を作るエボシガイの仲間、ガンガゼタマエボシ(和名・新称)を採集...
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医療・健康

仮想現実世界を「遊泳する」ゼブラフィッシュ

バーチャルリアリティを利用して脳のはたらきを研究する 2020-02-28 国立遺伝学研究所 ■ 概要 ゼブラフィッシュは脊椎動物の行動と脳の働きの関係を調べるのに適したモデル動物です。この特長を生かして、生きているゼブラフィッシュ(1)の...
有機化学・薬学

フラボノイド生合成酵素の「影武者」カルコン異性化酵素類似タンパク質

陸上植物の生存戦略におけるその役割 2020-02-28 東北大学大学院工学研究科,金沢大学,自然科学研究機構 基礎生物学研究所,理化学研究所 【発表のポイント】 1.約4億5000万年前の地球において植物が上陸したときに、陸上環境に適応す...
生物化学工学

気孔をすばやく開かせることで、野外における植物の成長促進に成功

2020-02-27    東京大学 木村 遼希(生物科学専攻 博士課程1年生) 橋本(杉本)美海(名古屋大学大学院生命農学研究科 助教) 射場 厚(九州大学大学院理学研究院 生物科学部門 教授) 寺島 一郎(生物科学専攻 教授) 矢守 航...
医療・健康

ザンビア鉛鉱床地域のイヌの血中鉛濃度を明らかに~現地住民の鉛中毒による健康被害解明に期待~

2020-02-26    北海道大学,科学技術振興機構,国際協力機構 ポイント ザンビア鉛鉱床付近に棲むイヌの血中には高濃度の鉛が含まれており、同地域のヒトと同傾向と判明。 血中鉛濃度とイヌの年齢には負の相関があり、若いイヌほど体内に含ま...
生物化学工学

他者の得るものが気になる脳の仕組み~自己と他者の報酬情報を処理・統合する神経メカニズム~

2020-02-25    生理学研究所,日本医療研究開発機構 概要 報酬(金銭や社会的地位など)の価値は、自己が得る報酬の内容だけでなく、他者が得る報酬との比較によっても大きく左右されます。これまでの研究から、自己の報酬に関する情報の処理...
有機化学・薬学

ダイズ根圏に殺⾍活性物質オカラミンを発⾒

⼟の中の遺産「根圏ケミカル」をメタボローム解析で明らかに 2020-02-19    国⽴遺伝学研究所 概要 根圏は植物の⽣育や作物⽣産に極めて重要な⼟壌領域であり、根圏の微⽣物叢と植物⽣育のかかわりについて世界的に研究が盛んです。しかし、...
生物環境工学

オイルパーム古木中の炭水化物量を決定する要因を同定~廃棄されるオイルパーム古木の効率的利用貢献

2020-02-21    国際農研 ポイント オイルパーム古木中に蓄積される炭水化物に影響する環境要因を同定 炭水化物が増加し、バイオガスや生分解性素材の製造の効率化が期待できる伐採適期の把握が可能 古木の有効活用により、農地への放棄を阻...
細胞遺伝子工学

イネの光合成機能を増強し、最大3割の増収

2020-02-19   東北大学,岩手大学,国際農林水産業研究センター ,生物資源・利用領域 【発表のポイント】 ● 急激な人口増加によって、世界的な食糧危機が懸念されている。人類は緑の革命注1と呼ばれた作物の短稈種注1の育成に成功し、多...
医療・健康

木のぬくもりあふれる寝室で良い眠りを~木材・木質の内装や家具が多い寝室では不眠症の疑いが少ない~

2020-02-18    森林研究・整備機構 森林総合研究所,筑波大学 ポイント 働く男女を対象にした睡眠健康調査から、寝室に木材・木質の内装や家具、建具が多いと回答した人は不眠症の疑いが少なく、やすらぎを感じている割合が高いことが明らか...
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