2021-07

有機化学・薬学

ユーグレナおよびその成分であるパラミロンの胃がんモデルマウスの初期病変に対する効果

微細藻類であるユーグレナの乾燥粉末を、胃がんを自然発症する遺伝子改変モデルマウスに投与し、その効果を検討した。
細胞遺伝子工学

世界初!植物の葉緑体ゲノムのゲノム編集-標的一塩基置換に成功

モデル植物シロイヌナズナの葉緑体ゲノムの編集に初めて成功した。細胞あたり1,000個以上ある葉緑体ゲノムの全てにおいて標的の一塩基を変化させた。
生物化学工学

実験用マウスはメラトニンを合成できないので合成できるようにした

メラトニンを合成できる実験用マウスを開発し、哺乳類においてメラトニンが時差ぼけの解消や日内休眠に関わることを明らかにした。
医療・健康

「ご褒美がもらえる」と「大変だけど頑張ろう」の2つの『やる気』システムを解明

脳内のドーパミンによる2種類の「やる気」調節の仕組みを世界で初めて明らかにした。受容体の働きを遮断する2種類の薬をサルに投与し、その効果を陽電子断層撮像法(PET)で計測するとともに、やる気調節への影響を比較して仕組みを理解。
医療・健康

脳出血超急性期患者の臨床転帰/積極降圧療法の効果と腎機能:研究者主導国際共同試験 ATACH-2 の副次解析

ATACH-2試験参加者において、脳卒中発症時の腎機能が、臨床転帰や積極降圧療法の有効性・安全性に影響を及ぼすかを調べた。
有機化学・薬学

神経伝達物質を「見える化」するツールを開発 ~分子量の小さい生理活性物質の可視化に新たな光~

脳内の神経伝達物質ドーパミンを「見える化」するツールの開発と応用に成功した。
医療・健康

神経細胞死を抑制する新たな分子を発見 ~脳卒中やアルツハイマー病への応用に期待~

脳の海馬で起こる神経細胞死を抑制する新たな分子を発見した。ATF6βという分子が神経細胞内でカルレティキュリンというカルシウム結合タンパク質を増加させ、細胞内のカルシウム濃度を調節することで、小胞体ストレス、興奮毒性から細胞を保護していることを発見した。
医療・健康

物体の意味処理に関わる皮質脳波ネットワークをはじめて検出

分散表現と神経回路モデルを基盤とした脳波解析手法を提案し、物体の意味処理に関わる皮質脳波ネットワークをはじめて検出した。
有機化学・薬学

赤色蛍光タンパク質型グルコースセンサーの開発~新たな蛍光色で細胞内のグルコース動態を可視化~

細胞内のグルコース(ブドウ糖)を可視化できる、赤色のグルコースセンサーRed Glifon(Red Glucose indicating fluorescent protein)の開発に成功した。
医療・健康

色素性母斑に対する皮膚再生臨床試験が終了~高圧殺細胞装置の医師主導治験へ~

先天性巨大色素性母斑に対する世界初の皮膚再生治療(母斑組織そのもので真皮を再建する新規治療法「完全皮膚リサイクル治療法」を開発)を実施し、皮膚の再生が可能で、母斑の再発も無いことを確認した。
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