京都大学

細胞遺伝子工学

中国のヤマカガシは頸腺毒の成分をホタルから摂取していたことを発見

ヒキガエルからホタルへとかけ離れた種間で毒源が移行した 2020-03-03   京都大学 森哲 理学研究科准教授、森直樹 農学研究科教授らの研究グループは、毒ヘビの一種であるイツウロコヤマカガシが頸腺毒の成分をホタルから摂取していたことを...
生物化学工学

ウニの殻に癭を作るエボシガイの生態と進化史を解明

2020-03-03   京都大学 山守瑠奈 人間・環境学研究科博士課程学生、加藤真 同教授は、有毒ウニの殻に癭(えい:寄生者が宿主の組織を異常に発達させて形作る、こぶ状の構造)を作るエボシガイの仲間、ガンガゼタマエボシ(和名・新称)を採集...
医療・健康

どこからでも学べる遠隔新生児蘇生法講習シミュレーターを開発

2020-02-26   京都大学 岩永甲午郎 医学部附属病院助教、野間春生 立命館大学教授らの研究グループは、通信技術とIoT(Internet of Things)を応用した、低コストで訓練効果が高く、遠隔地からの講習を可能とした新生児...
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有機化学・薬学

ナノサイズの空間に閉じ込められた水が示す不思議な性質を実証~高速で水素イオンを運ぶ水の状態を解明

2020-02-0-18   京都大学 北川宏 理学研究科教授、大坪主弥 同助教、大竹研一 同博士課程学生(現・高等研究院物質ー細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)特定助教)らの研究グループは、合成ナノチューブの疎水性の内部空間で...
細胞遺伝子工学

生殖細胞が卵母細胞へと分化する仕組みを解明

2020-02-14 京都大学 斎藤通紀 高等研究院ヒト生物学高等研究拠点(ASHBi)拠点長、長岡創 ASHBi特定研究員らの研究グループは、マウスを用いた実験で、生殖細胞が雌型に性決定し卵母細胞へと分化する仕組みを解明しました。 これま...
医療・健康

亜麻仁油摂取による母乳を介した仔マウスにおけるアレルギー性皮膚炎の改善

2020-02-13    医薬基盤・健康・栄養研究所 【研究成果のポイント】 ●妊娠・授乳期のマウスが、オメガ 3 脂肪酸(用語解説 1)の一つであるαリノレン酸を豊富に含む亜麻仁(あまに)油を摂取することで、仔マウスのアレルギー性皮膚炎...
医療・健康

プロジェクションマッピング技術を応用した手術ガイドシステム「MIPS」を開発・実用化

2020-02-07 京都大学 瀬尾智 医学部附属病院助教、髙田正泰 同助教らの研究グループは、三鷹光器株式会社およびパナソニック株式会社と共同で、従来エンターテインメントの場でのみ普及していたプロジェクションマッピングの技術を応用し、医療...
医療・健康

PD-1抗体がん免疫治療の有効性を判別するバイオマーカーを同定

血液検査のみで有効性の診断が可能に 2020-01-31 京都大学 本庶佑 高等研究院副院長・特別教授、茶本健司 医学研究科特定准教授、波多江龍亮 同研究員(現・九州大学助教)らの研究グループは、肺がん患者の血液でPD-1阻害抗体の効果を判...
医療・健康

ヒストン修飾の変化による脳の神経細胞分化の制御メカニズムを解明

HP1γを欠損した神経幹細胞はニューロンへの分化傾向が強くなる 2020-01-28 京都大学 成瀬智恵 医学研究科准教授、吉原亨 同特定助教、浅野雅秀 同教授らの研究グループは、ヘテロクロマチンプロテイン1(HP1)と呼ばれるタンパク質フ...
医療・健康

同種iPS細胞由来軟骨移植による関節軟骨損傷の再生について

2020-01-24 京都大学医学部附属病院,京都大学iPS細胞研究所(CiRA),日本医療研究開発機構(AMED) 概要 京都大学医学部附属病院は、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)と連携し、ヒトiPS細胞からiPS細胞由来軟骨を作製し...
医療・健康

新しい乳癌誘導系でエストロゲンによる発癌メカニズムの一端を解明

2020-01-23 京都大学 伊東潤二 医学研究科客員研究員(神戸医療産業都市推進機構先端医療研究センター研究員)、戸井雅和 同教授らの研究グループは、乳癌の発癌因子の関係を体系的に理解するため、マウスの正常乳腺組織に初期の乳癌を誘導する...
有機化学・薬学

分子の立体構造から血圧の調節メカニズムの一端を解明~少しの違いで大違い~

2020-01-22 京都大学 浅田秀基 医学研究科特定講師、岩田想 同教授、井上飛鳥 東北大学准教授らの研究グループは、血圧の調節に重要な生理活性ペプチドホルモンであるアンジオテンシンII(AngII)が結合した2型アンジオテンシンII受...
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