科学技術振興機構

有機化学・薬学

日本初 「食べられる培養肉」 の作製に成功 ~肉本来の味や食感を持つ「培養ステーキ肉」の実用化に向けて前進~

2022-03-31 東京大学,日清食品ホールディングス株式会社,科学技術振興機構 東京大学(総長:藤井 輝夫 以下「東京大学」) 大学院情報理工学系研究科の竹内 昌治 教授(東京大学 生産技術研究所 特任教授)の研究グループと日清食品ホー...
医療・健康

脳で想像したものと「同じ意味」の画像を表示 ~頭蓋内脳波を使い想像によって画像を制御する新技術~

2022-03-18 大阪大学,科学技術振興機構 ポイント ヒトが画像(例:風景・文字)を想像することで、同じ意味の画像を画面に表示する技術を開発した ヒトが画像を見ながら別の画像を想像した場合の脳活動を明らかにし、想像した画像の意味内容を...
医療・健康

リンパ腫における細胞外小胞を介した新規発がんメカニズムを発見~脂質を軸とした新たな治療法の開発に期待~

2022-03-16 科学技術振興機構,東海大学,東京大学 ポイント リンパ腫では、「細胞外小胞(Extracellular Vesicle:EV)」を介した腫瘍と腫瘍微小環境での相互作用により腫瘍形成が促進されるが、その詳細は不明であった...
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医療・健康

大規模な睡眠解析から成人の睡眠パターンを16に分類 ~睡眠健診や睡眠医療への応用に期待~

2022-03-15 科学技術振興機構,東京大学 ポイント 腕時計型のウェアラブルデバイスで得られたデータから装着者が眠っているのか起きているのかを判定するデータ解析の機械学習アルゴリズム「ACCEL」を開発し、大規模な睡眠解析を行いました...
有機化学・薬学

イン・シリコ患者固有モデルでがんの予後と薬剤応答を予測~細胞シミュレーションによる疾患分類法の開発~

2022-03-11 大阪大学,科学技術振興機構 ポイント 生化学反応過程を説明する文章を数式・数理モデルに自動変換する新モデル構築手法「Text2Model」を開発 数学の知識がなくとも生物学の知識だけで簡単な数理モデルの構築を実現 イン...
細胞遺伝子工学

光反応で遺伝子の小さな「しるし」を検出可能に

知りたい遺伝子のメチル化修飾を測定する新しい遺伝子診断法への応用に期待 2022-03-10 長崎大学,科学技術振興機構 ポイント これまで遺伝子の本体である「二重鎖DNA」のメチル化修飾を光で検出することは困難でした。 光に反応する光架橋...
生物工学一般

世界最大の花・ラフレシアの新産地とその生態の解明 ~地域社会による生息域内保全の促進に期待~

世界最大の花ラフレシアのマレーシア・サラワク州ナハ・ジャレー地域における新産地とその生態について報告しました。
生物化学工学

スプレーで植物を改変~簡便な非遺伝子組換え植物改変法の開発~

「細胞透過性ペプチド(CPP)」を基盤としたナノサイズの担体を用いてスプレーで噴霧することで、核酸を植物へ導入することに成功しました。この手法により、植物細胞内または葉緑体内で、導入した外来DNAから一過的にそのタンパク質を産生させ、また、siRNAの導入により植物細胞内で目的タンパク質の発現を抑制することに成功しました。
医療・健康

睡眠時の神経活動を作り出す数学的メカニズムの解明

睡眠時に特定の神経細胞で観察される活動パターン(睡眠紡ぼう錘すい波発火パターン)の新規数理モデルを構築し、モデルのシミュレーションと力学系理論に基づいて睡眠紡錘波発火パターンの制御メカニズムを明らかにしました。本モデルについて分子的・数学的に詳細に解析し、①カリウムチャネルの特性が睡眠紡錘波発火パターンの生成に重要な役割を果たすこと、および②神経細胞膜を通過する内向き・外向き電流のバランスが睡眠紡錘波発火パターンの密度および細胞内カルシウム濃度を制御し得ることを明らかにしました。
医療・健康

光で狙った細胞を死滅させる新技術の開発 ~副作用のない光がん治療法に向けて~

細胞をアルカリ化する光感受性たんぱく質を用いることで、光で狙った細胞を選択的に死滅させる新技術の開発に成功しました。
生物工学一般

脳の神経活動を可視化する新規マウス系統を開発

高感度・高速カルシウムセンサーを安定して発現する遺伝子改変マウスの開発に成功しました。正確な神経活動の計測を実現するため、高感度・高速カルシウムセンサー(G-CaMP9a)の開発と、この新規センサーを細胞種特異的に発現誘導可能な遺伝子改変マウス(G-CaMP9aノックインマウスの作製をおこないました。2光子励起顕微鏡注2を用いた生体イメージングにより神経細胞の活動を観察したところ、このマウスは感覚刺激に対する神経細胞の応答をより正確に検出できることが明らかとなりました。
医療・健康

ダチョウ抗体を担持させた不織布マスクで 新型コロナウイルスオミクロン株の可視化も確認

ダチョウ抗体を担持させた口元フィルター入りの不織布マスク(「ダチョウ抗体担持マスク」)で呼気からのSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)の可視化に成功したことを発表しました。オミクロン株感染者が使用したダチョウ抗体担持マスク(臨床検体)での可視化の検証を進め、オミクロン株の可視化が確認されました。
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