長崎大学

医療・健康

原発性胆汁性胆管炎のゲノムワイド関連解析

「PBC-GWAS国際共同研究」に登録された原発性胆汁性胆管炎(PBC)患者10,516症例とコントロール20,772例のゲノムワイド関連解析(GWAS)データを用いて国際メタ解析を実施し、新規疾患感受性遺伝子領域21ヵ所を含む計60ヶ所のPBC疾患感受性遺伝子領域を同定することに成功した。
医療・健康

筋肉に胎児期の位置記憶が存在することを発見~筋疾患の病態メカニズムと再生医療開発に新たな視座~

全身に隈なく分布する成体の骨格筋(筋肉)およびその再生を担う筋幹細胞は、身体位置固有の情報(位置記憶)を保持していることを発見した。
医療・健康

孤発性クロイツフェルト・ヤコブ病における新規診断基準の提唱

孤発性クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の生前診断に有用な補助診断法を詳細に検討し、髄液中又は他の組織にてRT-QUIC法にて陽性であることを加えた、孤発性CJDの新たな診断基準を提唱した。
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細胞遺伝子工学

原発性胆汁性胆管炎の新たな遺伝要因を同定~ヒト全ゲノム領域へのRHM法による世界初の成果~

原発性胆汁性胆管炎(PBC)の日本人遺伝子データベースと日本人の一般集団の全ゲノムデータベースとの比較を行い、3箇所の新規領域を含む、合計7箇所の染色体上の疾患に関わる候補領域を、ポリジェニック効果を考慮した手法、領域内遺伝率推定法(RHM)による、ゲノム解析から同定した。
有機化学・薬学

RNAウイルスの感染を阻害する既存薬の同定

ヒトiPS細胞とRNAウイルスの一種センダイウイルスを用いて感染症モデルを構築し、抗RNAウイルス活性を呈する既存薬のスクリーニングを行った。選抜された化合物について、Huh7細胞におけるエボラウイルス、Vero E6細胞における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する抗ウイルス効果を評価した。
生物化学工学

赤ちゃんマグロの餌、ワムシの大型化に成功~重イオンビームで”メガワムシ”が誕生~

2021-01-15 理化学研究所,水産研究・教育機構,長崎大学 理化学研究所(理研)仁科加速器科学研究センター生物照射チームの阿部知子チームリーダーと常泉和秀専任研究員、水産研究・教育機構の小磯雅彦特任部長、長崎大学水産・環境科学総合研究...
医療・健康

ヒトT細胞白血病ウイルス1型の新たな感染経路の鍵となる細胞を特定

胎盤を介した感染経路の機序解明に向けて 2020-10-20  国立感染症研究所,日本医療研究開発機構 国立感染症研究所血液・安全性研究部の手塚健太主任研究官、浜口功部長、および長崎大学医学部産婦人科の淵直樹客員研究員、三浦清徳教授らの研究...
医療・健康

PMLボディによる遺伝子制御のメカニズムの一端を解明

2020-04-30 基礎生物学研究所,生命創成探究センター,金沢大学 基礎生物学研究所/生命創成探究センターの栗原美寿々研究員および宮成悠介特任准教授(現所属:金沢大学ナノ生命科学研究所 准教授)らは、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科の淵...
医療・健康

肺がん免疫チェックポイント療法の効果を予測するバイオマーカーを発見

2019-09-06   川崎医科大学,長崎大学,広島大学,理化学研究所 【概要】 川崎医科大学免疫腫瘍学教室 岡 三喜男 特任教授、長崎大学病院 がん診療センター福田 実 准教授、広島大学大学院医系科学研究科分子内科学 服部 登 教授、理...
生物環境工学

圃場整備により生息地のつながりが失われると、 水田の最上位捕食者タガメの栄養段階が低下する

総合地球環境学研究所 長崎大学教育学部大庭伸也准教授・鈴木滉大氏(2013年度教育学部卒)、長崎大学酒井陽一郎博士(現 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター)・柴田淳也博士(現 広島大学環境安全センター)・奥田昇准教授(現 総合地球環境学研究所...
医療・健康

抗寄生虫薬などとして期待されるアスコフラノンの生合成マシナリーの解明と 選択的大量生産系の構築に成功

微生物由来抗生物質の工業スケールでの大量生産に向けて 2019-04-02  東京大学,長崎大学,理化学研究所,キッコーマン株式会社,科学技術振興機構 ポイント 抗寄生虫薬などとして期待されるアスコフラノンの生合成経路を解明し、さらに、遺伝...
医療・健康

国内初のジカウイルスRNA検出試薬 Genelyzer KITの製造販売承認について

2018-07-24 長崎大学,キヤノンメディカルシステムズ株式会社, 日本医療研究開発機構 国立大学法人 長崎大学(以下、長崎大学)とキヤノンメディカルシステムズ株式会社(本社:栃木県大田原市 社長:瀧口登志夫 以下、キヤノンメディカル)...
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