虫が残したフンやだ液などに含まれるDNA(環境DNA)から植物上にいる多種多様な虫を検出する方法を開発

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2023-05-16 京都大学

潮雅之 白眉センター特定准教授(現:香港科技大学教授)は、米谷衣代 近畿大学講師と三木健 龍谷大学教授による研究グループで、虫のフンやだ液などに含まれるDNA(環境DNA)を用いて、植物上にいる多種多様な虫を検出する方法を開発しました。人工的にかけた水や雨が植物の表面を洗いながら葉や茎を伝って地面に落ちてくるのを集め、そこから環境DNAを取り出すことで、植物上にどのような虫がいたかを明らかにします。

本研究成果は、今後、生物多様性の調査や害虫管理への応用が期待されます。

本研究成果は、2023年5月12日に、国際学術誌「Scientific Reports」にオンライン掲載されました。

虫が残したフンやだ液などに含まれるDNA(環境DNA)から植物上にいる多種多様な虫を検出する方法を開発
植物上に存在するさまざまな昆虫の様子

詳しい研究内容について
虫が残したフンやだ液などに含まれるDNA(環境DNA)から植物上にいる多種多様な虫を検出する方法を開発

生物環境工学
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