2021-07

マウス多能性幹細胞から機能的な卵巣組織の再生に世界で初めて成功! 〜卵子の産生に動物由来の体細胞が不要に〜 細胞遺伝子工学

マウス多能性幹細胞から機能的な卵巣組織の再生に世界で初めて成功! 〜卵子の産生に動物由来の体細胞が不要に〜

マウスの多能性幹細胞から卵巣組織を再構築し、それらから機能的な卵子を作出した。
妊婦の不安 長期化するコロナ禍で変化~気分障害、周囲からのサポートに関する支援が必要~ 医療・健康

妊婦の不安 長期化するコロナ禍で変化~気分障害、周囲からのサポートに関する支援が必要~

新型コロナウイルス感染症のパンデミック下のインターネット上の投稿の内容を分析し、日本の妊婦の不安の内容とその変化を初めて明らかにした。妊婦は流行初期には感染についての不安を抱えていた一方、自粛期間が長期化するにつれて気分障害、周囲からのサポートについての不安が増えていった。
パーキンソン病の症状を引き起こす神経メカニズムを解明 医療・健康

パーキンソン病の症状を引き起こす神経メカニズムを解明

ニホンザルにパーキンソン病様症状を発症させて、症状と神経活動の関係を詳細に調べることにより、パーキンソン病の症状を引き起こす神経メカニズムを明らかにした。これまでの定説とは異なり、「直接路」を通る運動指令の伝達が弱まっていることが、パーキンソン病におけるより本質的な変化であることを示した。
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金属触媒で"変身"する保護基~合成にもプロドラッグにも使えるEpoc保護基~ 有機化学・薬学

金属触媒で"変身"する保護基~合成にもプロドラッグにも使えるEpoc保護基~

金触媒によって構造と性質を大きく変化させる「保護基」を開発した。天然物などの複雑な構造を持った有機化合物の合成に応用可能であるほか、生体内での金触媒反応によるプロドラッグの活性化やマテリアルの構築への応用が期待できる。
新型コロナウイルス感染症に対する全自動遺伝子検査システムを開発しました 医療・健康

新型コロナウイルス感染症に対する全自動遺伝子検査システムを開発しました

新型コロナウイルス感染症に対して大量検査が可能な全自動遺伝子検査システムを開発し、その有用性を実証した。
弾性圧迫グローブ・ストッキングを用いた圧迫療法による化学療法誘発性末梢神経障害発症軽減の臨床研究を開始します 医療・健康

弾性圧迫グローブ・ストッキングを用いた圧迫療法による化学療法誘発性末梢神経障害発症軽減の臨床研究を開始します

タキサン系抗がん剤投与後の副作用で患者の生活にダメージを与えている化学療法誘発性末梢神経障害(CIPN)の予防・軽減を目的とした乳がん患者に対する臨床研究を開始します。
アインシュタインの光電効果をがん細胞の中で再現 放射線治療への新展開 医療・健康

アインシュタインの光電効果をがん細胞の中で再現 放射線治療への新展開

がん細胞内にヨウ素元素を含むナノ粒子を取り込ませ、これにX線を当てることで、がん細胞のDNAを切断し、細胞死を誘導できることを明らかにした
ヒストンメチル化による自閉症の新しいメカニズムを発見~自閉スペクトラム症の治療薬開発に役立つ可能性~ 医療・健康

ヒストンメチル化による自閉症の新しいメカニズムを発見~自閉スペクトラム症の治療薬開発に役立つ可能性~

自閉スペクトラム症(自閉症、ASD)でヒストンH3のメチル化に関連する「SUV39H2遺伝子」に機能喪失を来すアミノ酸変異を見いだし、ヒストンメチル化の異常が自閉症に関連するメカニズムを発見した。
好酸球性消化管疾患における症状の現れ方の大規模調査を実施 好酸球性胃腸炎では、5歳~17歳の小児期発症において「持続型」が75% 医療・健康

好酸球性消化管疾患における症状の現れ方の大規模調査を実施 好酸球性胃腸炎では、5歳~17歳の小児期発症において「持続型」が75%

厚労省指定難病である好酸球性消化管疾患において、症状がどのように現れるのか(自然歴)を調べる大規模調査を行った。
ワクチンと感染では作られる抗体の質が異なることを発見~変異型ウイルスに対するワクチン開発への応用に期待~ 有機化学・薬学

ワクチンと感染では作られる抗体の質が異なることを発見~変異型ウイルスに対するワクチン開発への応用に期待~

インフルエンザウイルスに対する免疫反応がワクチン接種とウイルス感染では異なることを発見し、経鼻感染の方がワクチン接種よりも質の高い中和抗体である「広域中和抗体」が産生されることを明らかにした。
「橋渡し研究推進センター」を開設基礎研究シーズと医療の現場のニーズを結びつけ、革新的ながんの診断・治療・予防開発をサポート 医療・健康

「橋渡し研究推進センター」を開設基礎研究シーズと医療の現場のニーズを結びつけ、革新的ながんの診断・治療・予防開発をサポート

医薬品・医療機器等の橋渡し研究を支援してきた各部局の専門家が横断的に集まる「橋渡し研究推進センター」を開設した。国立がん研究センター各部局のノウハウを集約し、国内外の優れた基礎研究の成果を、実用化に向けた臨床開発へシームレスに展開する新組織。
酢酸による免疫グロブリンAの機能制御~腸内細菌の制御につながる新しい分子メカニズムの解明~ 医療・健康

酢酸による免疫グロブリンAの機能制御~腸内細菌の制御につながる新しい分子メカニズムの解明~

腸内細菌の主要な代謝物である「酢酸」が「免疫グロブリンA(IgA)」の細菌反応性を変化させることで腸内細菌の制御に関与することを発見した。
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