2022-03

医療・健康

RU-SATED日本語版の開発に成功~多角的な睡眠の健康を評価することが可能に~

ピッツバーグ大学で開発された睡眠の健康を多角的に測定するための睡眠質問票である「RU-SATED」の日本語版(RU-SATED-J)を作成し、その信頼性と妥当性を検証しました。
医療・健康

自己免疫疾患における自己抗体の産生機構を解明~バセドウ病等の自己免疫疾患の治療薬や診断薬開発へ~

自己免疫疾患の一つであるバセドウ病では甲状腺刺激ホルモン受容体に対する自己抗体が産生されることで発症するが、本研究により自己抗体の産生機構が明らかになった。
有機化学・薬学

スーパーコンピュータ「富岳」と「発見するAI」で、がんの薬剤耐性に関わる未知の因果メカニズムを高速に発見する新技術を開発

現場のデータから新たな発見の手掛かりを提示する技術「発見するAI」をスーパーコンピュータ「富岳」に実装し、1,000兆通りの可能性から未知の因果を発見できる技術を開発しました。抗がん剤の薬剤耐性を分析するために、がんの細胞株から得られた遺伝子発現量データに本技術を適用し、肺がん治療薬の耐性の原因を示唆する遺伝子の新たな因果メカニズムを抽出することに成功しました。
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医療・健康

急性骨髄性白血病の新たなサブタイプを同定(Novel acute myeloid leukemia subtypes identified)

質量分析技術により、悪性血液腫瘍のプロテオミクス的サブタイプを初めて発見 Researchers have discovered the first proteomic subtype of an aggressive blood canc...
生物工学一般

神経細胞の代数学~単一の神経細胞が増殖する仕組みを解明(The algebra of neurons Study deciphers. how a single nerve cell can multiply)

2022-02-23 マックス・プランク研究所 神経細胞は常に複雑な計算を行い、感覚情報を処理し、環境の状態を推察しています。例えば、音を定位させたり、視覚的な動きの方向を認識するために、個々のニューロンは2つの信号を掛け合わせていると考え...
医療・健康

リムリック大学外科の先駆的教授が、腹部の新しい秩序に光を当てる(Pioneering University of Limerick professor of surgery sheds light on a new order in the abdomen)

2022-01-25 リムリック大学(UL) UL医学部外科学財団理事長のJ Calvin Coffey教授が、腹部の構成と構造に関する新たな研究結果を発表しました。 画期的な研究により臓器の再分類を実現したリムリック大学外科の先駆的教授が...
医療・健康

日頃の階段の利用が多いと心房細動罹患リスクが低い:都市部地域住民を対象とした吹田研究

都市部地域住民を対象とした吹田研究を用いて、日常生活の中で階段の利用が多いと心房細動罹患リスクが低いことを明らかにしました。
医療・健康

失明原因となる加齢黄斑変性の日本人の疫学と治療実態を明らかに

厚生労働大臣の許可のもと、京都大学ナショナルデータベース(NDB)のオンサイトリサーチセンター(京都)を利用してNDBの全データを解析することにより、治療を要する加齢黄斑変性の発症率や治療実態を、初めて全国規模で明らかにしました。
有機化学・薬学

酵素の機能改変で自然界にないイソプレノイドを合成~新規バイオポリマー合成酵素の開発に期待~

高分子の合成に重要なイソプレノイド重合酵素の結晶構造と重合反応の制御機構を解明。重合酵素の機能改変により、自然界にはない重合度14のポリイソプレノイドの合成に成功。
有機化学・薬学

カビから見つけた抗マラリア化合物~新たな制御薬剤の開発に期待~

二次代謝を制御する化合物で処理したカビから、強力な抗マラリア活性を示す新しい天然化合物ジヒドロルシラクタエン(DHLC)を取得することに成功しました。DHLCは、マラリア原虫に対する50%生育阻害濃度(IC50)が1.5ナノモーラー(nM)であり、非常に強力な活性を示します。既知の抗マラリア薬として知られるクロロキンの耐性株に対しても同様に強力な効果を示すことから、新たな抗マラリア薬あるいはそのリード化合物となることが期待できます。
有機化学・薬学

極微量の細胞サンプルから迅速で簡便なタンパク質分析を実現

質量分析のためのサンプル前処理の時間を大幅に短縮する画期的な手法「AnExSP」を開発しました。AnExSP法を用いることで、従来法では20時間以上かかっていたサンプル前処理を、最短90分まで短縮することが可能になります。またAnExSP法は専門性の高い高度な実験技術を用いることなく、微量な細胞サンプルから損失を抑えた再現性の高い細胞内タンパク質分析を可能にします。
生物化学工学

タンパク質の新たな分解システム~ファイロジェンによる葉化誘導メカニズム解明で発見!~

ファイトプラズマ の葉化誘導因子ファイロジェンが、植物に花を咲かせる因子 (MADS転写因子)をこれまでにないしくみで分解することを発見しました。ファイロジェンは、MADS転写因子と輸送タンパク質と三者複合体を形成することで、MADS転写因子をタンパク質分解装置に輸送し分解していました。
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