京都大学iPS細胞研究所

医療・健康

より安全性の高いゲノム編集技術の送達技術を開発

2020-03-13   京都大学iPS細胞研究所 ポイント デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)注1など遺伝子変異が原因である疾患の新規治療法を目指した遺伝子修復においては、ゲノム編集ツールの細胞内への送達技術が鍵となる。 CRISP...
医療・健康

腎臓前駆細胞の拡大培養法においてBMP7の代替となる低分子化合物を同定

2020-03-05    京都大学iPS細胞研究所 ポイント これまでに報告された腎前駆細胞注1の拡大培養法注2において、骨形成因子(bone morphogenetic protein; BMP)7注3の代替となる低分子化合物として、J...
医療・健康

ゲノム編集技術を用いてiPS細胞から”ユニバーサル”な血小板の作製に成功

2019-12-27 京都大学iPS細胞研究所,千葉大学再生治療学研究センター,日本医療研究開発機構 ポイント 自分と異なるHLAクラスI注1)を持つ血小板注2)を拒絶してしまう血小板輸血不応症注3)は、血小板輸血患者の5%程度に起こり、H...
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医療・健康

ヒトiPS細胞から遺伝子疾患のモデル細胞をつくることに成功

新たなツール(MHcut法)とゲノム編集技術を用いて患者さんの細胞を使わずにヒトiPS細胞から遺伝子疾患のモデル細胞をつくることに成功 2019-10-25 京都大学iPS細胞研究所 ジャニン・グラジュカレク大学院生(京都大学CiRA未来生...
細胞遺伝子工学

マウス初期胚の形態を遺伝子発現情報のみから再構築する新たな3次元モデルの開発に成功

2019-08-30 京都大学iPS細胞研究所,日本医療研究開発機構 ポイント 計算機とAI(人工知能)注1)を用いることで、18個の遺伝子の情報のみから、マウス初期胚の3次元形態を再現するモデルの作製に成功した。 今回の3次元モデルの構築...
医療・健康

細胞内の複数のマイクロRNAを同時に検知して細胞を生きたまま精密に分けることに成功

2019-08-20  京都大学iPS細胞研究所,東京大学,日本医療研究開発機構 ポイント メッセンジャーRNA(mRNA)注1)を細胞内に導入することで、一度に複数の細胞内マイクロRNA(miRNA)注2)を検知し、生きた細胞で多変量解析...
医療・健康

マウス成体膵外分泌組織における転写因子Pdx1の働き

2019-07-09 京都大学ips細胞研究所 ポイント マウス胎生期膵臓形成に必須の転写因子Pdx1は成体膵外分泌細胞のミトコンドリア機能維持に必要であることを見出した。 成体膵外分泌細胞でPdx1を不活化すると細胞老化(注1)に陥るが、...
医療・健康

筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者を対象とした治験開始について

2019-03-26 京都大学iPS細胞研究所 1. 要旨 京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の井上治久教授らは、「筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者を対象としたボスチニブ第1相試験注1」を計画してきました。独立行政法人医薬品医療機器総合機...
医療・健康

胎生期膵臓形成において外分泌細胞由来因子TFF2が内分泌細胞の生存を助ける

2019-03-20  京都大学iPS細胞研究所 ポイント 胎生期膵臓外分泌組織から分泌されるタンパク質(TFF2)が内分泌細胞の生存をサポートしていることを見出した。 これまで注目されてこなかったTFF2などの外分泌細胞由来因子を応用し、...
医療・健康

ゲノム編集技術を用いて拒絶反応のリスクが少ないiPS細胞を作製

2019-03-08  京都大学iPS細胞研究所,日本医療研究開発機構 ポイント 細胞移植の際、レシピエントとドナー注1)のHLA注2)型が一致しないと、移植したドナー細胞はレシピエントのキラーT細胞注3)からの攻撃を受ける。また、ドナー細...
医療・健康

iPS細胞を用いて遺伝性間質性肺炎の病態解析に成功

間質性肺炎の原因究明の足がかりに 2109-02-15  京都大学,京都大学iPS細胞研究所,日本医療研究開発機構 概要 間質性肺炎は呼吸不全が徐々に進行する難病です。肺の細胞培養は技術的に難しく、これまで患者細胞を使った呼吸器疾患研究は困...
医療・健康

ヒトiPS細胞からの卵原細胞の作出に成功

2018/09/28  京都大学 斎藤通紀 医学研究科教授(兼・物質ー細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)連携PI、iPS細胞研究所主任研究者)、山城知佳 同博士課程学生(技術補佐員)らの研究グループは、ヒトiPS細胞から誘導した...
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