国立がん研究センター

医療・健康

高度線維化を伴う難治がんに対する 免疫チェックポイント阻害剤の効果を高める治療標的を解明 ~ストローマル・リプログラミングによるがん治療開発に向けて~

2022-12-22 熊本大学,科学技術振興機構 ポイント がん関連線維芽細胞(CAFs)における血小板由来増殖因子(PDGF)-PDGF受容体(PDGFR)シグナル活性化による線維化腫瘍では免疫細胞の腫瘍内浸潤が少なくなり、免疫チェックポ...
医療・健康

悪性度の高い白血病のがん遺伝子発現制御機構を発見

2022-12-13 庄内地域産業振興センター,横浜市立大学,国立がん研究センター 研究成果のポイント 悪性度の高い白血病の原因遺伝子であるMLL-AF4がRNA*1の段階で機能発現がコントロールされ、最終的にタンパク質の産生を妨げることを...
細胞遺伝子工学

血中マイクロRNAによって13種のがんを高精度に区別できることを実証~世界最大のヒト血清マイクロRNAデータベースを公開~

2022-12-07 慶應義塾大学,東京医科大学,国立がん研究センター,国立長寿医療研究センター 慶應義塾大学薬学部 松崎潤太郎准教授、東京医科大学医学総合研究所 落谷孝広教授らを中心とした、国立がん研究センター、国立長寿医療研究センター、...
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医療・健康

野菜・果物およびフラボノイド豊富な果物とうつ病との関連について~果物およびフラボノイドの豊富な果物にうつ病発症リスク低減を確認~

2022-11-15 国立がん研究センター,国立精神・神経医療研究センター,国立高度専門医療研究センター医療研究連携推進本部 発表のポイント 日本のコホート研究において、野菜・果物およびフラボノイドの豊富な果物の摂取が、うつ病のリスク低下と...
医療・健康

皮膚細菌叢への抵抗力の低下が自己免疫疾患発症と関連することを発見~自己免疫疾患発症予防・治療法開発への期待~

2022-11-14 東北大学,東北大学病院,国立がん研究センター 発表のポイント 自己免疫疾患の発症原因はいまだに分かっていない。 皮膚細菌叢注1に対する抵抗力の低下が自己免疫疾患の全身性エリテマトーデス注2の発症に関わることを発見した。...
医療・健康

遺伝的がんリスク体質の人は若くしてがんになりやすい~がんの特性をPRSで解明~

2022-11-11 大阪大学,国立がん研究センター,慶應義塾大学,理化学研究所 発表のポイント さまざまな種類のがんに対して、「遺伝的がんリスク体質」を強く反映するポリジェニック・リスク・スコア(PRS)(注1)を構築した。 PRSを用い...
医療・健康

日本のがんゲノム医療の成果に世界が注目 米国癌学会旗艦誌Cancer DiscoveryにC-CAT紹介論文が掲載

2022-11-04 国立がん研究センター 発表のポイント 日本のがんゲノム医療の成果が世界から注目されており、米国癌学会旗艦誌Cancer Discoveryに招待され、がんゲノム情報管理センター (C-CAT)の活動を紹介する論文が掲載...
医療・健康

乳がん患者さんの再発に対する恐怖をスマートフォンアプリを用いて軽減することに世界ではじめて成功

2022-11-03 国立がん研究センター 研究のポイント 患者さんが、スマートフォンで遠隔的に臨床研究に参加できる分散型臨床試験の基盤を患者市民参画で開発しました。 認知行動療法のアプリを用いて、世界で初めて、乳がん患者さんの再発に対する...
医療・健康

EGFR変異肺がんの薬剤耐性機序としての融合遺伝子の包括的研究~薬剤耐性の原因となっている融合遺伝子の見分け方と克服法を提唱~

2022-10-07 国立がん研究センター 発表のポイント 日本人を含むアジア人の肺腺がんの半数に見られるEGFR遺伝子変異のある肺がんにおいて、薬剤耐性の原因となる融合遺伝子を包括的に調べました。 遺伝子解析で検出される多くの融合遺伝子候...
有機化学・薬学

制御性T細胞のがん組織における活性化プログラムのキーとなる分子を発見~制御性T細胞を標的とした新規免疫療法の開発へ~

2022-10-08 国立がん研究センター,名古屋大学 発表のポイント 制御性T細胞(注1)は、がんの進展やPD-1/PD-L1阻害薬の治療抵抗性に関与していることが分かっていますが、がん組織内で活性化する詳細なメカニズムはこれまで分かって...
医療・健康

大規模公共トランスクリプトームデータを活用した疾患関連変異の新規スクリーニング手法の開発~蓄積が進むオミクスデータからの自律的な知識獲得基盤の実装に向けて~

2022-09-29 国立がん研究センター 発表のポイント データの特性を考慮した新しいアルゴリズムを開発し、トランスクリプトームデータ(注1)からスプライシング異常(注2)による疾患関連変異を検出する新しい情報解析手法である IRAVNe...
有機化学・薬学

コンピュータ解析で意義不明変異のなかに治療標的となる新たな遺伝子変異を発見~がんゲノム医療のさらなる拡大へ向けた一歩~

2022-09-27 国立がん研究センター,慈恵大学,京都大学,筑波大学,東北大学,東京工業大学 発表のポイント がんゲノムデータベースに登録される約7万種類の遺伝子変異のコンピュータ解析により、RETがん遺伝子に新たな治療標的となる遺伝子...
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