国立循環器病研究センター

医療・健康

発症前から身体機能に障害を有する脳梗塞患者に対する血管内治療の治療効果

大規模登録研究のデータベースをもとに、発症前から身体機能に障害を有する脳梗塞患者に対する血管内治療が、内科治療のみと比較して脳梗塞後の障害を軽減させる可能性を示した。
生物化学工学

荷重負荷(姿勢や体重により骨にかかる力)で増加して骨形成を促進する骨膜ホルモンの発見

骨膜から分泌されるオステオクリン(Osteocrin, OSTN)は荷重の負荷で発現が増加し、骨の形成を促進することを明らかにした。
医療・健康

ブルガダ症候群における突然死の遺伝的リスクを解明

心臓突然死の原因のひとつであるブルガダ症候群において機能低下型SCN5A変異が突然死の遺伝的リスクとなることを世界で初めて示した。
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医療・健康

脳出血超急性期患者の臨床転帰/積極降圧療法の効果と腎機能:研究者主導国際共同試験 ATACH-2 の副次解析

ATACH-2試験参加者において、脳卒中発症時の腎機能が、臨床転帰や積極降圧療法の有効性・安全性に影響を及ぼすかを調べた。
医療・健康

色素性母斑に対する皮膚再生臨床試験が終了~高圧殺細胞装置の医師主導治験へ~

先天性巨大色素性母斑に対する世界初の皮膚再生治療(母斑組織そのもので真皮を再建する新規治療法「完全皮膚リサイクル治療法」を開発)を実施し、皮膚の再生が可能で、母斑の再発も無いことを確認した。
医療・健康

機械学習を用いて気象データと暦情報から一日あたりの平均気温や気温差などによる院外心停止発症リスクを高精度に予測することに成功

機械学習を用いて気象観測データと暦データを基にした院外心停止発症予測モデルを世界で初めて作成した。
有機化学・薬学

コレステロール代謝を制御するタンパク質:成熟型PCSK9は、 スタチン反応性低下症例の同定に有用であることを報告

コレステロール代謝を制御するタンパク質:成熟型PCSK9濃度の測定は、コレステロール低下薬剤:スタチンへの反応性低下症例の同定に有用であることの報告をした。
医療・健康

都市部地域住民における咀嚼機能と循環器病発症との関連について

吹田研究参加者である50~79歳の都市部一般住民のうち、歯科検診を受診した1,547名(男性652名、女性895名)を対象に、循環器病の新規発症を追跡した。最大咬合力が低い対象者は高い対象者にくらべ、循環器病の新規発症が多いことが明らかとなった。
医療・健康

遺伝性脳小血管病CADASILに対する新薬 医師主導治験開始へ

ペプチドホルモンであるアドレノメデュリン(AM)投与による遺伝性脳小血管病CADASILに対する有効性評価を主目的とした医師主導治験を2021年秋頃より開始することとした。AMは、CADASILにおいて、血管新生・抗炎症・大脳白質再生作用を期待できる革新的治療薬であると期待されている。
細胞遺伝子工学

心筋自己再生を誘導する新規遺伝子Klf1の発見

ゼブラフィッシュを用いて成熟心筋細胞の再生誘導で中心的に機能する転写因子Krüppel-like factor 1 (Klf1) の同定に成功した。
医療・健康

AIを活用した冠動脈疾患の診断支援およびリスク予測に関する研究開発を開始

国民の健康寿命の延伸や医療費抑制に貢献するため、AI(人工知能)を活用した冠動脈疾患の診断支援およびリスク予測に関する研究開発を開始した。
医療・健康

JROAD―DPCデータにおける急性心筋梗塞および心不全診断の妥当性の検討

診療群分類包括評価(DPC)データの診断妥当性に関して5医療機関の臨床データを基に検証を行った。
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