筑波大学

有機化学・薬学

コンピュータ解析で意義不明変異のなかに治療標的となる新たな遺伝子変異を発見~がんゲノム医療のさらなる拡大へ向けた一歩~

2022-09-27 国立がん研究センター,慈恵大学,京都大学,筑波大学,東北大学,東京工業大学 発表のポイント がんゲノムデータベースに登録される約7万種類の遺伝子変異のコンピュータ解析により、RETがん遺伝子に新たな治療標的となる遺伝子...
細胞遺伝子工学

患者由来iPS細胞の肝臓難病モデル~ウィルソン病の治療薬候補を探索~

2022-09-21 理化学研究所,東京都医学総合研究所,筑波大学 理化学研究所(理研)バイオリソース研究センターiPS細胞高次特性解析開発チームの林洋平チームリーダー(筑波大学医学医療系教授(連携大学院))、宋丹研修生(筑波大学大学院人間...
医療・健康

細胞膜の中ではたらく特殊なタンパク質分解酵素の構造を解明~細菌感染症の新たな治療法の開発へ期待~

2022-08-25 京都大学 秋山芳展 医生物学研究所教授、檜作洋平 同助教、禾晃和 横浜市立大学准教授のグループは、東京大学、理化学研究所、大阪大学、筑波大学、東北大学との共同研究で、細胞膜の中ではたらく特殊なタンパク質分解酵素RseP...
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有機化学・薬学

単一細胞レベルで微量なRNAを高感度かつ高精度に検出、解析する新技術の開発に成功~既存技術では検出が難しい細胞間コミュニケーションの検出も可能に~

2022-06-28 東京理科大学,筑波大学,日本医療研究開発機構 研究の要旨とポイント 既存技術よりも高感度かつ高精度に1細胞中の微量なRNAを解析できる1細胞RNAシーケンス解析法「TAS-Seq法」を新たに開発しました。 TAS-Se...
医療・健康

必要な時だけ標的タンパク質を壊すがん治療~薬剤投与によるマウス内在性PD-1の分解~

2022-06-20 京都大学 成瀬智恵 医学研究科准教授、浅野雅秀 同教授、杉山文博 筑波大学教授、宮崎龍彦 岐阜大学教授らの研究グループは、特定のタンパク質を必要な時だけ除去するSMAShデグロンシステムを用いて、マウスの内在性PD-1...
生物化学工学

起きていた時間を測る神経細胞の発見~寝ないと眠くなる仕組みの一端を解明~

2022-06-17 筑波大学,日本医療研究開発機構 発表概要 本研究グループはこれまでに、線虫(注1)という単純な体の構造をした生物の睡眠と、哺乳類の睡眠を制御している遺伝子が共通していることを示してきました。今回、この線虫を用いて、「ど...
細胞遺伝子工学

巧みな生存戦略を持つ寄生蜂の全ゲノム配列解読に成功

2022-06-14 筑波大学,科学技術振興機構 寄生蜂とは、宿主(主に他種昆虫)の栄養やエネルギーを利用して生活するハチ目昆虫の総称です。その種数は、昆虫類約100万種の中の約20パーセントをも占めると推定されており、地球上で最も成功した...
医療・健康

アルツハイマー病原因物質の毒性原因が明らかに~相互作用の差異により毒性が異なるアミロイド形成することを最先端顕微鏡を使って発見~

2022-06-08 愛媛大学 このたび、愛媛大学大学院理工学研究科(理学系)の座古保教授らの研究グループは、医学系研究科分子病態医学講座、高知大学、筑波大学、日本電子株式会社との共同研究において、アルツハイマー病などの原因とされるアミロイ...
生物化学工学

光合成を止(や)めた藻類の100年の謎解く全ゲノム解読に成功~「植物-(ひく)光合成=動物」ではない~

2022-05-02 国立遺伝学研究所 光合成は光エネルギーを利用して生きていくことができるため便利だろうと考えられていますが、実際には進化の過程で光合成を止めた「元」植物や「元」藻類が数多く生息しています。また、それらの多くは光合成をしな...
医療・健康

スギ花粉症の治療法「舌下免疫療法」の効果を予測する遺伝子型を発見

2022-04-05 福井大学,筑波大学,日本医療研究開発機構 本研究成果のポイント スギ花粉舌下免疫療法(注1)を行っているスギ花粉症患者において、HLA遺伝子型(注2)のうち、HLA-DPB1*05:01遺伝子型を保有する患者は、保有し...
有機化学・薬学

吸入麻酔薬には全身炎症時の睡眠サイクルを改善する効果もある

2022-03-28 筑波大学,日本医療研究開発機構 発表概要 感染症などで全身に炎症が起こると、ノンレム睡眠が増え、レム睡眠が減り、正常な睡眠サイクルが乱れることが知られています。一方、吸入麻酔薬のセボフルランは、麻酔以外にも、さまざまな...
生物工学一般

世界最古の家禽はガチョウ!? ~約7000年前の中国の遺跡からガン類の家禽化の証拠を複数確認~

約7000年前の中国・長江下流域の田螺山遺跡から出土したガン類の骨の組織学的・地球科学的・生物学的・形態学的調査によって、同遺跡におけるガン類の家禽化の複数の証拠を発見しました。
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