農研機構

細胞遺伝子工学

カイコ遺伝子発現データの拡張・公開~ 昆虫活用技術開発やデータ駆動型研究促進に期待~

シルクタンパク質産生に重要な時期のカイコ幼虫においてどのような遺伝子が生体内のどこでどの程度働いているか(網羅的遺伝子発現)がわかるデータを作成・公開した。
生物化学工学

ニホングリのゲノムを解読 ~ゲノム構造から見えてくるバラ類植物の進化~

ニホングリはリンゴなどバラ目の木本植物とゲノム構造が類似していることがわかり、バラ類植物のゲノム進化の過程を考えるひとつの手がかりが得られた。
細胞遺伝子工学

国際連携で挑むタマネギゲノム解読~経済的に重要な高等植物種の巨大なゲノムを読み解く~

シャロットとタマネギの倍加半数体間のF2分離集団等を用いて次世代シーケンサによる発現遺伝子の網羅的解析を実施した。約4,400個の発現遺伝子を8本の染色体に対応した遺伝地図上に整列化させることに成功した。
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生物化学工学

1細胞分析から、膨圧変化に伴う蜜入りリンゴの新たな代謝メカニズムが明らかに!

蜜入りリンゴ果実内の細胞レベルの代謝変化・水分の状態を空間的にとらえることに世界で初めて成功し、蜜入りのメカニズムの一端を明らかにした。
有機化学・薬学

トウモロコシ根からの生物的硝化抑制物質を世界初発見~窒素施肥量を減らし地球を健康にする第一歩~

トウモロコシ根から、生物的硝化抑制(BNI)物質の同定に初めて成功。強いBNI活性を持つ「ゼアノン」など、4つのBNI物質が硝化を抑制することを解明。
有機化学・薬学

タマネギのケルセチンは認知機能維持に役立つ

タマネギに含まれる「ケルセチン」が、加齢に伴い低下する認知機能の維持に役立つことを、ヒト介入試験により確認した。
生物環境工学

農作物を食べた野生ニホンジカは早く成熟する~ 農作物の採食が更なる農業被害を招く~

野生ニホンジカの成熟が農作物を食べることで早まることを、シカの骨コラーゲンの窒素安定同位体の比率(δデルタ15N値2))の解析から明らかにした。シカの農地侵入防止対策や農作物を食害する個体の駆除が、現在のみならず将来の農業被害の抑制にも有用であることを示す。
細胞遺伝子工学

バイオとデジタルの融合でイネの収量や品質を予測~ ゲノム選抜AIがイネ育種を変える~

2021-01-08 農研機構 ポイント 農研機構は、イネ育種事業で蓄積した大量の形質1)データに加え、多数の品種・系統2)のゲノム3)情報を取得し、イネの大規模な統合的データベースを整備しました。このデータの一部を利用して、ゲノム情報から...
生物化学工学

今季国内初発の高病原性鳥インフルエンザウイルスの病原性解析

2020-12-14 農研機構 ポイント 農研機構動物衛生研究部門は、香川県の養鶏場での今季初発の高病原性鳥インフルエンザ1)発生事例から分離されたH5N8亜型インフルエンザウイルスの病原性解析を行いました。鶏への静脈内接種試験および経鼻接...
細胞遺伝子工学

日本最西端の島で新規の節足動物媒介(アルボ)ウイルスを発見

継続的な監視活動により、未知ウイルスの国内への侵入を検出 2020-11-16 農研機構,沖縄県家畜衛生試験場 ポイント 蚊やマダニ、ヌカカ等の節足動物によって媒介されるアルボウイルス1)は、ヒトや家畜に病気を起こすものがあることから、国内...
細胞遺伝子工学

世界初、根の改良により塩害に強いイネを開発~塩害水田向けのイネ育種に新たなアプローチ~

2020-08-20 産業技術総合研究所 農研機構と東北大学、産業技術総合研究所は、塩害水田で生育阻害を回避するため、根の張り方を制御する遺伝子(qSOR1、キューソルワン)を世界で初めてイネで発見しました。塩害水田では塩による直接の害だけ...
細胞遺伝子工学

世界一巨大な根をもつ「桜島大根」のゲノム解読に成功しました。

2020-05-29 かずさDNA研究所 かずさDNA研究所は、農研機構野菜花き研究部門と東北大学は共同で、鹿児島県の伝統野菜である桜島ダイコンの一品種「晩生桜島(おくてさくらじま)」の全ゲノム解析を行い、他のダイコン品種とゲノム構造を比較...
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