農研機構

細胞遺伝子工学

個体を高効率に選抜可能なDNAマーカーの開発に成功!

2020-03-13    岡山大学,農研機構,かずさDNA研究所 ◆発表のポイント サツマイモは世界中で栽培されている重要な作物ですが、その収量や品質に甚大な影響を及ぼす有害線虫の被害が問題視されています。 遺伝解析の難しかったサツマイモ...
細胞遺伝子工学

マメ科植物と根粒菌の共生に関わる重要な遺伝子を発見~根粒窒素固定の利用効率向上に貢献~

2020-03-02    理化学研究所,日本大学生物資源科学部,東北大学,かずさDNA研究所 ポイント 農研機構は共同研究機関と共に、マメ科植物と根粒菌の共生に関わる重要な遺伝子を発見しました。窒素は植物の生育に必須な養分ですが、大気中に...
細胞遺伝子工学

キクの効率的なDNAマーカー開発技術 ~品種開発を加速 ~

2020-01-30   農研機構,かずさDNA研究所 ポイント 農研機構とかずさDNA研究所は、同質六倍体1)であるためにDNAマーカー2)開発が困難だった栽培ギク(以下、キクと表記)において、効率的にDNAマーカーを開発する手法を確立し...
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細胞遺伝子工学

隠れて増えるウイルスゲノムを見つけ出し分解する、植物の新たな防御機構を発見

ウイルス病の新たな防除法に応用へ 2019-09-27 農研機構,佐賀大学 ポイント 農研機構と佐賀大学は、植物がもつ新たなウイルス防御機構をダイズから発見しました。ある種のウイルスは、生物の免疫機構から逃れるため、感染した細胞内に「隠れ家...
有機化学・薬学

植物生息微生物由来の水溶性で強力な紫外線A波吸収剤~メチロバミン~

2019-09-24 農研機構 1.メチロバミンとは? イネやコムギなどの植物体に生息するメチロバクテリウムという微生物が保有する、紫外線A波(UVA)を吸収する新規の天然化合物です(下図)。この化合物はアミン構造を含む特徴があり、メチロバ...
生物環境工学

有機・農薬節減栽培と生物多様性の関係を解明

2019-08-28 農研機構 ポイント 農研機構は、有機・農薬節減栽培の水田では慣行栽培よりも多くの動植物(植物、無脊椎動物、両生類および鳥類)が確認できることを全国規模の野外調査で明らかにしました。本成果は、生物多様性に配慮した稲作によ...
細胞遺伝子工学

ブドウ「シャインマスカット」の高精度な全ゲノム解読に成功

さらにおいしくて作りやすいブドウの品種改良を加速 2019-08-22 かずさDNA研究所 かずさDNA研究所と農研機構果樹茶業研究部門は共同で、ブドウ「シャインマスカット」の全ゲノム解析を行い、ワイン用欧州ブドウとのゲノム構造を比較しまし...
細胞遺伝子工学

ミカンゲノムデータベース(MiGD)の公開

品種鑑定や新品種育成に用いるDNAマーカー開発を効率化 2019-08-06 農研機構 ポイント カンキツのDNAマーカー1)開発支援用のデータベース「ミカンゲノムデータベース(MiGD)」を開発・公開しました。10種類のカンキツ及びその近...
生物工学一般

常温乾燥保存可能な昆虫細胞で強力に働く遺伝子のスイッチを発見

タンパク質を大量に作って、そのまま保存する細胞系の実現 2019-07-26 農研機構,理化学研究所 ポイント 農研機構は、理研とカザン大学(ロシア)と協力して、乾燥保存可能な昆虫細胞で大量のタンパク質を作り出すプロモーター1)(タンパク質...
細胞遺伝子工学

日本型イネ由来の新規除草剤抵抗性遺伝子HIS1の発見

複数の除草剤を不活性化する仕組みを解明 2019-07-26 埼玉大学,農研機構 概要 埼玉大学大学院理工学研究科の戸澤譲教授、らの共同研究グループは、「コシヒカリ」などの日本型イネが有する除草剤抵抗性遺伝子を発見し、そこにコードされるタン...
生物化学工学

早生の西日本向けパン用小麦「はるみずき」~タンパク質含量が高く、製パン性に優れる~

2019-06-18 農研機構 西日本の主要なパン用小麦品種「せときらら」より子実のタンパク質含量が高く、小麦粉の生地物性が強く、製パン性に優れる小麦品種「はるみずき」を育成しました。「せときらら」より早生で、稈長は短く倒伏に強い品種です。...
生物環境工学

ミツバチの尻振りダンスを自動解読

巣内のビデオ動画から餌の場所を自動で推定 2019-05-21  農研機構 ポイント 農研機構は、セイヨウミツバチの尻振り(8の字)ダンス1)を自動解読することにより餌として利用されている花の場所を推定する技術を開発しました。本成果は、これ...
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