2026-10-05 マウントサイナイ医療システム(MSHS)
米マウントサイナイ・ティッシュがんセンターでは、電子カルテ(EHR)から臨床試験用の電子データ収集システム(EDC)へ診療情報をリアルタイムで自動転送する技術を本格導入した。IgniteDataのArcherをEpicと連携させ、臨床試験で必要なデータの約70%を各受診時に自動入力することで、研究スタッフのデータ入力時間を1回あたり平均5.5分から2.5分へ半減超させた。評価したデータでは100%の正確性と再照会率0%も達成した。従来はEHRからEDCへの重複入力が必要で、転記ミスや研究スタッフの事務負担が課題だった。現在は16のがん疾患領域で運用され、病歴、併用薬、検査データ、CAR-T細胞療法など、より複雑な臨床試験データへの適用も進めている。研究データの自動連携により、臨床研究の効率化とデータ品質向上を図る取り組みである。

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