生物環境工学

生物環境工学

異なる地域のどんぐりを植えて生じる悪影響~ミズナラの種苗移動による成長低下と遺伝的交雑~

2021-01-14 森林総合研究所 ポイント 環境保全のために広葉樹を植林する場合には、地元の地域の種苗を用いるとする遺伝的ガイドラインが提唱されています。 日本に広く分布するミズナラの種苗を異なる地域に移植したところ、成長が低下し、異な...
生物化学工学

ボノボとチンパンジーのアイ・コンタクトにおけるオキシトシン噴霧投与の効果を確認

2021-01-08 京都大学 ジェームズ・ブルークス 野生動物研究センター博士課程学生、狩野文浩 同特定准教授、山本真也 高等研究院准教授らの研究グループは、ヒトに最も近縁な2種であるボノボとチンパンジーにオキシトシンを噴霧投与したときに...
生物化学工学

妊娠期の化学物質曝露が孫世代の健康に影響を及ぼすメカニズム

2021-01-08 国立成育医療研究センター 環境因子の曝露を受けることによって孫世代やその子孫の健康に悪影響が現れるという現象があることが、近年明らかにされつつあります。国立環境研究所では、このような将来世代への健康影響研究を進めており...
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生物環境工学

電解水素水の飲用は、ストレス耐性を強くする

( 科学誌「Biochemical and Biophysical Research Communications」に掲載) 2020-12-28 株式会社日本トリム 株式会社日本トリム(本社:大阪市、代表取締役社長:森澤紳勝)と理化学研究...
生物環境工学

繁殖をめぐる競争へのオスたちの適応がメスの産仔数を増加させる複数の機構を、実験室内での進化実験により解明

2020-12-24 京都大学 曽田貞滋 理学研究科教授、京極大助 兵庫県立自然の博物館研究員は、繁殖をめぐる競争へのオスの適応進化が複数の機構を介して結果的にメスの産仔数を増加させることを、昆虫のアズキゾウムシを使った実験で明らかにしまし...
生物環境工学

カワラハンミョウの体色が生息地の砂色とよく一致することを解明

場所ごとに異なる保護色の進化過程を明らかに 2020-12-17 京都大学 山本捺由他 理学研究科博士課程学生、曽田貞滋 同教授の研究グループは、日本広域の砂地に生息する甲虫の1種、カワラハンミョウの体色が、鳥などの天敵にとって識別しにくい...
細胞遺伝子工学

有機ハロゲン化合物汚染によるバルト海産サケの影響は肝臓の遺伝子に記録されている

2020-12-15 愛媛大学 ポイント バルト海の3海域から採取したタイセイヨウサケの人工孵化個体群および野生個体群を対象に、肝臓の有機ハロゲン化合物(OHC)濃度を測定しました。 同時に肝臓の各遺伝子の発現プロファイル(トランスクリプト...
生物環境工学

準絶滅危惧種オオミズナギドリの大規模繁殖地が危機に

伊豆諸島御蔵島のノネコによる捕食の実態が明らかに 2020-12-08 森林総合研究所,東京大学⼤学院農学⽣命科学研究科,山階鳥類研究所 ポイント 御蔵島のノネコは1年間に1匹あたり平均313羽のオオミズナギドリを捕食していると推定されまし...
生物環境工学

日本国内のコウモリに関する50年間の研究動向を精査

朝日の影に:日本におけるコウモリ研究と保全のシステマティック・レビュー 2020-12-09 京都大学 Christian E. Vincenot 情報学研究科助教、大手信人 同教授、Jason H. Preble 同博士課程学生は、日本に...
生物化学工学

北海道に生息するサンショウウオ2種のニッチ分化と生態学的関係を解明

生態ニッチモデリングによる生息可能領域の推定 2020-12-08 京都大学 チャン=ヴァン=ズン(Tran Van Dung)地球環境学舎修士課程学生、西川完途 地球環境学堂准教授の研究グループは、照井滋晴 NPO法人環境把握推進ネットワ...
生物環境工学

深海掘削により室戸岬沖の海底下生命圏の実態とその温度限界を解明

2020-12-04 産業技術総合研究所 1.発表のポイント 南海トラフ沈み込み帯先端部の海底堆積物環境において、40-50℃と70℃付近の深度区間が、生命(微生物)の存続にとって重要な温度限界域であることを突き止めた。 海底下生命圏の温度...
生物化学工学

世界初、変動する光に対する植物葉内のCO2輸送の挙動を捉えた!

野外で生きる植物の光合成を制御するメカニズムの解明に一歩近づく 2020-11-30 東京大学 発表者 迫田 和馬(東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構 特別研究員PD) 矢守  航(東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態...
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