2021-05

染色体の誤った結合を”ふるい落とす” 染色体数を正確に保つための新たなしくみの発見 細胞遺伝子工学

染色体の誤った結合を”ふるい落とす” 染色体数を正確に保つための新たなしくみの発見

染色体オシレーションとして知られている染色体の紡錘体上での反復運動が、染色体と微小管との誤った結合を解消することで、染色体が不均等に分配されるのを防いでいることを明らかにした。
新型コロナウイルス変異株を無力化する中和抗体を10日間で作成する技術を国内で初めて開発 医療・健康

新型コロナウイルス変異株を無力化する中和抗体を10日間で作成する技術を国内で初めて開発

複数種類の新型コロナウイルス変異株に結合してウイルスを無力化する完全ヒト抗体を10日間で人工的に作り出す技術を新たに開発した。
世界初の研究成果!妊娠中の大豆、イソフラボン摂取が幼児の多動問題等に予防的論文発表 医療・健康

世界初の研究成果!妊娠中の大豆、イソフラボン摂取が幼児の多動問題等に予防的論文発表

妊娠中の大豆摂取が生まれた子の多動問題と仲間関係問題に予防的であり、妊娠中の納豆及びイソフラボン摂取が子の多動問題に予防的であることを示す研究成果を発表した。
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国立研究開発法人国立がん研究センターとエーザイ株式会社が治療効果予測能が高いPDXとがんゲノムデータを用いた「希少がんならびに難治性がんに対する抗がん剤治療開発を加速させる創薬研究手法に関する研究」を開始 有機化学・薬学

国立研究開発法人国立がん研究センターとエーザイ株式会社が治療効果予測能が高いPDXとがんゲノムデータを用いた「希少がんならびに難治性がんに対する抗がん剤治療開発を加速させる創薬研究手法に関する研究」を開始

「希少がんならびに難治性がんに対する抗がん剤治療開発を加速させる創薬研究手法に関する研究」について研究開発契約を締結し、研究活動を開始した。国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)の支援により実施。
多様な「涙の脂質」がドライアイを防ぐ~ドライアイ治療薬の開発を目指して~ 医療・健康

多様な「涙の脂質」がドライアイを防ぐ~ドライアイ治療薬の開発を目指して~

涙液に含まれる脂質の多様性がドライアイ防止に重要であることを解明し、涙液の脂質多様性を生み出す二つの酵素を同定した。
受精卵の発生に重要な因子を発見~ヒストンのアルギニンジメチル化が重要~ 細胞遺伝子工学

受精卵の発生に重要な因子を発見~ヒストンのアルギニンジメチル化が重要~

マウス受精卵を用いた研究により胚発生に重要な因子を発見した。リプログラミングに関与する候補因子の中から、ごく初期の胚において未だ機能が明らかになっていないアルギニンメチル基転移酵素PRMT5とPRMT7に注目し、これらの酵素によってヒストンタンパク質(H3)の2番目のアルギニンに付加された対称性ジメチル化修飾(H3R2me2s)が、胚発生に必須とされるゲノムの活性化に重要な働きをすることがわかった。
葉緑体核様体をコンパクトに折りたたむ「DNAクリップ」の発見 生物化学工学

葉緑体核様体をコンパクトに折りたたむ「DNAクリップ」の発見

緑藻クラミドモナスの葉緑体核様体の解析から、葉緑体DNAを折りたたむタンパク質「DNAクリップ」を発見した。
植物が栄養環境に応じて花を咲かせる仕組みを解明~環境負荷の低い効率的な施肥と作物収量増産に期待~ 生物化学工学

植物が栄養環境に応じて花を咲かせる仕組みを解明~環境負荷の低い効率的な施肥と作物収量増産に期待~

モデル植物シロイヌナズナを材料に、窒素量に応じた植物の開花制御に、転写因子FBH4タンパク質の働きが重要であることを発見した。
深層学習技術を応用した手術検討ソフトウェアでクラスⅡの医療機器の認証を取得 医療・健康

深層学習技術を応用した手術検討ソフトウェアでクラスⅡの医療機器の認証を取得

手術計画の検討に特化したソフトウェア「GRID」(グリッド)は手術計画を検討することに特化し、深層学習技術などの画像処理技術を駆使して開発された世界初の手術検討ソフトウェア。手術シミュレーションを効率よく検討するための多数の機能(自動位置合わせ機能、自動セグメンテーション機能などの自動処理や、組織の部分移動や削除機能などのバーチャルリアリティ操作)が搭載されている。
異種組織を一体化する細胞外環境の特性を解明 医療・健康

異種組織を一体化する細胞外環境の特性を解明

皮膚の毛包周囲の基底膜の組成を網羅的に解析し、基底膜が異なる組織をつなぐ多様な組織間インターフェースを形成していることを明らかにした。
ほとんどオスを産まないハチの謎を解明~母親どうしの協力行動であることが明らかに~ 生物化学工学

ほとんどオスを産まないハチの謎を解明~母親どうしの協力行動であることが明らかに~

オスを少なく産むことにより、血縁関係のある息子どうしの配偶相手をめぐる無駄な競争を避け、その分多くのメスを産めるため、お互いの子孫の数を増やせることが、DNA 解析および数理的理論解析によって示された。
生命科学画像のデータ形式の標準化とデータ共有リポジトリの整備に向けた国際提言 医療・健康

生命科学画像のデータ形式の標準化とデータ共有リポジトリの整備に向けた国際提言

生物学・医学研究で用いられる画像データのデータ形式の標準化およびデータ共有リポジトリの整備に向けた提言を科学雑誌『Nature Methods』オンライン版(5月4日付)で発表した。
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