量子科学技術研究開発機構

医療・健康

悪性中皮腫に対する新しいα線標的アイソトープ治療薬候補を開発

中皮腫細胞に結合してα線を放出する標的アイソトープ治療薬候補アクチニウム225(225Ac)標識抗ポドプラニン抗体を、中皮腫モデルマウスに投与して、がんサイズの縮小効果と生存期間延長を確認した。
生物工学一般

量子操作で蛍光検出効率100倍に成功 ~ウイルス感染症の早期・迅速診断への応用に期待~

細胞イメージングや極微量ウイルス検出などへの活用が期待される蛍光ナノダイヤモンドの検出効率を大幅に向上する新規イメージング手法の開発に成功した。
医療・健康

平面状の細胞シートが立体的に 細胞が自分の力でシートを3次元化 ~臓器表面にフィットする移植治療用細胞シートへの応用に期待~

イオンビーム加工技術を駆使し、細胞が接着面を引っ張るごく小さな力で容易に変形する「フレキシブル細胞培養薄膜」を開発。細胞を薄膜表層に接着させ、細胞の移動によって表層を引っ張り基板から剥離させて、ヒダや突起のような3次元(3D)構造を持った「3D細胞シート」を作らせることに成功。
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生物工学一般

平面状の細胞シートが立体的に!細胞が自分の力でシートを3次元化

イオンビーム加工技術を駆使し、細胞が接着面を引っ張るごく小さな力で容易に変形する「フレキシブル細胞培養薄膜」を開発。
医療・健康

認知症治療薬開発へのとびらをひらくPET薬剤の開発に成功

脳内タウ病変の可視化による病態解明、早期診断、新規治療薬の開発促進に役立つ 2020-10-30 量子科学技術研究開発機構,日本医療研究開発機構 発表のポイント アルツハイマー病や前頭側頭葉変性症1)など多様な認知症で、タウ2)病変を高いコ...
医療・健康

脳の「スイッチ」にピンポイントで作用する薬剤候補を開発

すぐに効いて副作用のない精神・神経疾患の治療法としての応用に期待 2020-07-07 量子科学技術研究開発機構,京都大学霊長類研究所,慶應義塾大学医学部,日本医療研究開発機構 発表のポイント 脳に導入した「スイッチ」の役割をする人工受容体...
医療・健康

老年期うつ病を引き起こす可能性のある異常タンパク質を生体内で可視化

老年期うつ病の治療・予防に光明が見えた! 2020-07-01 量子科学技術研究開発機構,慶應義塾大学医学部,日本医療研究開発機構 発表のポイント 認知症の原因物質と考えられるタウタンパク質1)(以下、タウ)が、高齢で発症するうつ病(老年期...
医療・健康

遺伝子治療の効率を安全かつ大幅に高める肝内毛細血管コーティング剤の開発

肝類洞における遺伝子治療薬クリアランスの制御 2020-06-29 量子科学技術研究開発機構 遺伝子治療薬の機能、安全性を向上させる新たな技術を開発。 肝類洞壁の一過的かつ選択的で安全なコーティングを実現。その結果、遺伝子治療薬のクリアラン...
生物化学工学

根圏 植物の根と微生物が土の中で繰り広げる営みを観る

2020-06-11  量子科学技術研究開発機構 発表のポイント 地中の根が分泌物の放出を介して築き上げた「根圏」を画像として観察する革新的手法を考案。 根圏内で根が土と微生物に働きかけて生育環境を最適化しようとする生命活動が分析可能に。 ...
医療・健康

顕著な抗がん作用を有する、生体に安全なナノ薬剤を開発

「治す」と「みる」2つの機能をもつ光温熱材として、がん光温熱療法への応用に期待 2020-06-08 量子科学技術研究開発機構 発表のポイント 近赤外レーザー1)照射で効率的に発熱し、生体への安全性の高い光温熱材として黒リン(以下、BP)2...
医療・健康

深層学習を用い、粒子線照射即発X線実測データから正確な線量画像の生成に成功

粒子線がん治療への応用に期待 2020-06-04 量子科学技術研究開発機構 名古屋大学大学院医学系研究科 総合保健学専攻の 山本 誠一 教授、矢部 卓也 大学院生、量子科学技術研究開発機構高崎量子応用研究所の 山口 充孝 主幹研究員、河地...
医療・健康

テラヘルツ光照射による細胞内タンパク質重合体の断片化

THzパルス光が衝撃波として生体内部へ到達する可能性を発見 2020-06-03 量子科学技術研究開発機構 理化学研究所(理研)光量子工学研究センターテラヘルツイメージング研究チームの山崎祥他基礎科学特別研究員、保科宏道上級研究員、大谷知行...
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