多発性骨髄腫に対するファーストインクラス薬剤候補、第I相試験で有望な結果(First-in-class drug candidate for multiple myeloma shows promise in Phase 1 trial)

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2026-02-23 インペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL)

Imperial College Londonの研究チームが開発した新規作用機序を持つ多発性骨髄腫(multiple myeloma)治療薬候補「DTP3」が、第1相臨床試験で安全性と早期の抗腫瘍効果を示し大きな成果を挙げた。多発性骨髄腫は血液中の形質細胞ががん化する難治性の血液がんで、再発・難治例が多く新薬開発が求められている。DTP3はGADD45βとMKK7という2つのタンパク質の相互作用を阻害することで選択的に腫瘍細胞のアポトーシス(細胞死)を誘導し、正常細胞には影響を与えないことが確認された。試験では耐容性が高く、約50%の患者で腫瘍細胞死の活性化が観察され、特にある患者では癌負荷が95%以上減少した。現在は第2a相試験に進行中で、標準投与量での有効性評価が行われている。効果が持続し、他薬と組み合わせることで治療成績の更なる向上が期待される。

多発性骨髄腫に対するファーストインクラス薬剤候補、第I相試験で有望な結果(First-in-class drug candidate for multiple myeloma shows promise in Phase 1 trial)
a 3D illustration of multiple myeloma cells from Science Photo Library via Getty Images.

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有機化学・薬学
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