国立遺伝学研究所

有機化学・薬学

ご先祖様だと信じてきたもの、実は叔母のような関係?

生理活性物質であるボンベシンファミリーペプチドの進化の道筋とガストリン放出ペプチド(GRP)の普遍性を明らかにした。
細胞遺伝子工学

新種誕生間近か?!ゲノム研究が明らかにした日本産アワビの多様性

日本産のアワビが種分化しつつあることをゲノム解析によって示した。
生物化学工学

女性は「かゆみ」に敏感? ~女性ホルモンの変動により「かゆみ」の感じ方が変わるしくみを解明~

女性ホルモンのエストロゲンが脊髄のGRP受容体を介して、かゆみの感じ方を変えていることを明らかにした。
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細胞遺伝子工学

焼酎黒麹の白色化によって起こる遺伝子変異

焼酎麹として用いられている黒麹と、黒麹が突然変異で白色化した白麹のゲノム解析を行い、白麹の遺伝的特徴を明らかにした。
細胞遺伝子工学

液体のように振る舞うクロマチンとコヒーシンが作るDNAループ

イメージングとモデリング研究の両方における新しい知見に基づいて、生細胞内のクロマチンのダイナミックな側面と、その機能との関係性について議論した。
生物環境工学

マリモ巨大化の謎に迫る~阿寒湖のマリモを育む微生物たち~

大きさの異なるマリモの内部に生息しているバクテリアの種類を比較研究することで、阿寒湖のマリモが巨大化できることの謎に迫った。
生物工学一般

生態系における脂肪酸の役割を総説

祖先型の海産魚が淡水魚に進化するためには、淡水生態系に少ないドコサヘキサエン酸(DHA)を合成する酵素のコピー数を増やすことが重要であることを発見し2019年に報告している。今回、陸域、海水域、淡水域の間では、DHAなどの脂肪酸組成が異なっていることをメタ解析した後、動物の諸機能における脂肪酸の役割を概説し、動物の進化に影響を与えるのかについて考察した。
細胞遺伝子工学

動物の発生を司るHoxクラスターは脊椎動物の進化過程で機能が多様化した

動物のボディープランを規定するHox遺伝子クラスターが、マウスとゼブラフィッシュの間で多くの異なった機能をもつことを明らかにした。
生物化学工学

コンデンシンIIが細胞核内の染色体テリトリーをつくる

真核生物全体をほぼカバーする24種の生物のゲノム配列とその核内3次元構造をHi−C法を用いて決定した。染色体の核内配置でRabl型をとる多くの生物は、コンデンシンIIのサブユニットが欠損していることを見出した。
医療・健康

国立遺伝学研究所が取り組む新型コロナウイルス・全ゲノム解析の紹介

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の全ゲノム解析による分子疫学調査(SARS-CoV-2 RNA全ゲノム解析)を静岡県と連携・協働して進めている。感染拡大にともないウイルスゲノムには様々な変異が入る。変異パターンを解析することで、感染ルートの解明など感染症対策に大きく貢献できると考えている。
細胞遺伝子工学

”誕生日タグづけ”マウスの脳画像データベース「NeuroGT」を公開

マウスにおいて神経細胞の発生タイミング(神経細胞の「誕生日」)の違いを利用して細胞特異的に遺伝子組換えを誘導する「誕生日タグづけ法」を開発した。神経細胞の分類と分類した細胞の実験操作が可能になった。
細胞遺伝子工学

国立遺伝学研究所が取り組む新型コロナウイルス・全ゲノム解析の紹介

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の全ゲノム解析による分子疫学調査(SARS-CoV-2 RNA全ゲノム解析)を静岡県と連携・協働して進めている。感染拡大にともないウイルスゲノムには様々な変異が入る。変異パターンを解析することで、感染ルートの解明など感染症対策に大きく貢献できると考えてる。
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