2026-03-05 ミュンヘン大学(LMU)
ミュンヘン大学(LMU)などの研究チームは、自己免疫疾患の新たな治療戦略につながる免疫調節の仕組みを明らかにした。研究では、免疫系の制御に関わる特定のシグナル経路が、自己反応性の免疫細胞の活性を抑える重要な役割を担うことを示した。この経路を調整することで、免疫系が誤って自分の組織を攻撃する自己免疫反応を弱められる可能性がある。実験では、関連分子を操作することで炎症反応や自己免疫の症状が改善することが確認され、免疫応答のバランスを回復させる新しい治療アプローチの有効性が示唆された。従来の免疫抑制療法は広範に免疫機能を低下させ副作用が問題となるが、本研究は特定の免疫経路を標的とすることで、より選択的で安全な治療法の開発につながる可能性がある。
<関連情報>
- https://www.lmu.de/en/newsroom/news-overview/news/new-perspectives-for-the-treatment-of-autoimmune-diseases-04321430.html
- https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2516228
複合免疫血小板減少症および抗リン脂質抗体症候群におけるブリナツモマブ Blinatumomab in Combined Immune Thrombocytopenia and Antiphospholipid Syndrome
The New England Journal of Medicine Published: March 4, 2026
DOI:10.1056/NEJMc2516228
Abstract
A CD19-targeted therapy induced remission in a woman with refractory immune thrombocytopenia and antiphospholipid syndrome by stabilizing platelet counts, eliminating pathogenic antibodies, and enabling safer long-term anticoagulation.


