2026-09-01 フラウンホーファー研究機構
フラウンホーファーIPAなどの研究チームは、外傷性腕神経叢損傷による上肢運動障害を日常生活で支援する、筋電制御型ウェアラブル外骨格「PLEXO」の開発を進めています。皮膚に装着した電極で残存筋の電気活動を検出し、小型モーターによって肩や腕の動きを補助する仕組みで、音声やボタンではなく筋活動に応じて直感的に作動します。さらに、腕の位置を知らせるセンサーや振動触覚提示、機能的電気刺激(FES)の搭載も計画されています。研究チームは、完全な肩機能の回復ではなく、日常動作で重要な「腕を安定させる機能」に重点を置き、電子・機械部品を最小化して軽量・快適な構造を目指しています。電極・センサー・配線を機能性繊維に統合し、患者ごとの身体接触部を3Dプリントで製作。患者自身を開発ワークショップに参加させるユーザー中心設計を採用し、将来的な医療機器化を目指しています。

Fraunhofer IPA research scientist Veronika Hofmann presents a range of exoskeleton demonstrators featuring different mechanical designs.
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