身体の中のタンパク質の形態を一網打尽に調べる

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日米英の国際共同研究による新規プロテオフォーム解析法の開発

2020-09-25 愛媛大学

概要

愛媛大学先端研究・学術推進機構 学術支援センターの武森信曉講師、愛媛大学大学院医学系研究科の山下政克教授、大洲記念病院の長谷川均リウマチセンター長(前:医学系研究科特任教授)らの研究グループは、米国国立高磁場研究所(NHMFL)、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校、英国リバプール大学プロテオーム研究センターとの国際共同研究により、生体内におけるタンパク質の多様な形態(プロテオフォーム)を高い精度で計測できる新しい分析手法(PEPPI-MS法)の開発に成功しました。

開発手法を活用して血液中のタンパク質成分を解析することで、病気に特徴的なタンパク質の形態を明らかにすることが可能となるため、将来的には開発技術に基づいて高い精度で疾患を早期に診断する検査法の開発や、個々人の血中プロテオフォーム情報を用いた個別化医療への応用などが期待できます。

本研究は、米国化学会(ACS)の学術雑誌「Journal of Proteome Research」9月号に掲載され、『ACS Editors’ Choice』に選出されました。『ACS Editors’ Choice』は、化学の変革の力を通じて人々の生活を向上させるというACSのコミットメントに則した優れた研究成果に与えられます。

詳しい資料は≫

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細胞遺伝子工学生物化学工学
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