生物環境工学 土壌動物の多くは落葉分解者として機能していない?~トビムシの餌炭素年齢から従来の常識が覆る~ 森林などの陸域生態系で優占するトビムシをはじめとする土壌動物の多くの分類群が、落葉など枯死有機物の分解者として機能しているわけではないことを明らかにしました。 2021-11-08 生物環境工学
生物環境工学 “地上最強生物”クマムシの乾燥耐性の仕組みの解明に挑む クマムシの乾燥耐性メカニズムを探究する研究を行っています。クマムシの細胞内にみられるタンパク質のかたちとふるまいを詳しく調べるなかで、水分の消失に伴ってCAHS1というタンパク質分子が集まってくる様子を観察することに成功しました。乾燥条件に晒されたり、脱水ストレスが細胞にかかると、このタンパク質が集まってファイバーをつくることを世界で初めて明らかにしました。 2021-11-05 生物環境工学
生物環境工学 創始者社会性仮説は、動物が新しいニッチに進出する際の長期的な社会変化を説明する 動物集団から分かれた少数個体が未開拓の生息地に進出することによって社会性に大きな変化がみられ、そのことが社会行動の進化に重要な影響を与えるという仮説を提唱しています。これを「創始者社会性仮説」と呼んでいます。 2021-10-29 生物環境工学
生物環境工学 重層社会における群れを超えた休息行動の同期~ドローンを用いた野生ウマ集団の行動分析~ 野生化したウマで休息行動の同期が群れを超えて起きることを明らかにしました。ウマにおける重層社会における群れ間の行動調整の一端を明らかにしました。 2021-10-27 生物環境工学
生物環境工学 南極の湖から新種のレジオネラ属菌の単離培養に成功 本属としては初の低温耐性菌 第60次南極地域観測隊(2018年~2019年)が採取した南極の湖の堆積物からレジオネラ属菌を探索し、その培養に成功しました。4~25℃という低温条件で増殖する新種であることが分かり、低温条件でも細胞膜の流動性を高めうる不飽和脂肪酸を細胞内に溜め込むことや、自身のゲノム上で位置を転移し、ほかの遺伝子に影響を与える“動く遺伝子”を数多く持つなどユニークな特徴も明らかになりました。 2021-10-21 生物環境工学
生物環境工学 雑穀を食べていた特異な縄文人集団を発見 ~縄文人による渡来文化受容の実態解明にむけて~ 2021-10-12 東京大学【発表者】米田 穣(東京大学総合研究博物館 教授)中沢 道彦(長野県考古学会 会員)田中 和彦(長野県立長野西高校 教諭)高橋 陽一(小諸市教育委員会 事務主任)【発表のポイント】・長野県小諸市七五三掛(しめ... 2021-10-13 生物環境工学
生物環境工学 熱帯雨林樹木“フタバガキ”の乾燥応答遺伝子の数が 増加していた 〜ゲノム解読から気候変動対策へ〜 地球環境にとっても輸入木材としても重要な熱帯樹種フタバガキ科樹木のゲノムを解読した。雨に恵まれた東アジア熱帯に生育しているにもかかわらず、予想外なことに乾燥応答遺伝子が増加しており、熱帯での稀な乾燥の重要性が明らかになった。 2021-10-08 生物環境工学
生物環境工学 連続して生じる異常気象は樹木の衰退を加速させる 世界自然遺産である小笠原諸島にて、種子の大量生産後、引き続いて起きた異常気象によって、樹木がどのように衰退・枯死していったのか、その生理過程を明らかにした。 2021-09-28 生物環境工学
生物環境工学 「1+1=2」じゃない共生の世界~2種の菌が植物にもたらす相乗効果と相殺効果~ 植物の根から単離された13種類の真菌(きのこ・かび類)のそれぞれについて、1種だけ植物に接種した場合と、2種を組み合わせて接種した場合(78通り)で、植物の成長がどのように変わるか、包括的に評価した。1種だけの場合に植物の成長を大きく促進する菌を2種組み合わせた場合に元々の効果が相殺されてしまう一方、1種だけだとあまり植物にプラスの効果をもたらさない菌を2種組み合わせた場合に、植物の成長が大きく促進される場合があることを発見した。 2021-09-17 生物環境工学
生物環境工学 植物の多種共存を説明する新たなメカニズムの発見 ~開花前の自家受粉の進化が引き起こす進化的救助~ 個体ベースモデルを用いたシミュレーションを行い、同じ種の送粉者を共有し競争関係にある植物2種において、個体数の少ない種でより高い自家受粉率が進化することで個体数が増加に転じる進化的救助が発生し、それによって2種の長期的な共存が促進されることを明らかにしました。 2021-09-17 生物環境工学
生物環境工学 果物が追熟するのは何のため? ~見逃されていた生態学的意義を初めて検証~ 収穫したあとも成熟が続く果物(追熟型果実)と収穫後は成熟しない果物(非追熟型果実)の違いが生まれた進化的な仮説を提案した。80種の果物を対象にした文献調査で、追熟型果実は地上徘徊性の動物に、非追熟型果実は樹上性の動物に食べられ種子散布される傾向があることを見つけた。 2021-09-15 生物環境工学