2025-03-06 京都大学
ヤッコヤドカリとその腹部に寄生するヤッコヤドカリノハラヤドリ
京都大学の研究グループは、奄美大島近海の水深163~167mで採取されたヤッコヤドカリの腹部から、新種の寄生性等脚類「ヤッコヤドカリノハラヤドリ(Falsanathelges grandiceps)」を発見しました。本種は、頭部が体に比べて非常に大きいことから、ラテン語で「大きい」を意味する「grandi」と「頭」を意味する「ceps」を組み合わせて命名されました。日本におけるヤドカリノハラヤドリ亜科の新種記載は75年ぶりであり、Falsanathelges属が日本で報告されたのは初めてです。
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