2022-06

生物工学一般

光照射とfMRIでサルの脳内ネットワークを明らかに 〜霊長類におけるオプトfMRI技術に進展〜

2022-06-22 生理学研究所 内容 脳全体の活動を同時に計測する手法として機能的磁気共鳴画像法(fMRI)が広く用いられていますが、近年、神経細胞の活動を光で制御するオプトジェネティクス(注1)とfMRIを組み合わせた新しい脳機能解析...
医療・健康

持続的なストレスによって血液脳関門の機能が低下する新たなメカニズムを発見 ~うつ病などのストレス性精神疾患の新たな治療法の開発へ~

2022-06-22 国立精神・神経医療研究センター ポイント うつ病患者において血漿中の血管内皮増殖因子(VEGF)濃度が高いと血液脳関門の機能が低下していることを明らかにしました。 慢性ストレスを受けたうつ病のモデルマウスでは、血液脳関...
生物環境工学

エタノールが植物の高温耐性を高めることを発見~農作物を高温に強くする肥料や技術の開発に期待~

2022-06-22 理化学研究所 理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター植物ゲノム発現研究チームの関原明チームリーダー、松井章浩研究員(研究当時)、戸高大輔研究員らの共同研究グループは、植物へのエタノールの投与により、高温ストレス耐...
ad
医療・健康

脳トレはどんな人に、なぜ効果があるのか?(Who benefits from brain training, and why?)

UCIとUCリバーサイドの共同研究は、「近転移」が「遠. 転移」を予測することを示しています。 Joint UCI and UC Riverside study shows ‘near transfer’ predicts ‘far tra...
医療・健康

必要な時だけ標的タンパク質を壊すがん治療~薬剤投与によるマウス内在性PD-1の分解~

2022-06-20 京都大学 成瀬智恵 医学研究科准教授、浅野雅秀 同教授、杉山文博 筑波大学教授、宮崎龍彦 岐阜大学教授らの研究グループは、特定のタンパク質を必要な時だけ除去するSMAShデグロンシステムを用いて、マウスの内在性PD-1...
医療・健康

キメラ抗原受容体T細胞療法による血液凝固と線溶の変動を解析~サイトカイン放出症候群に伴う凝固障害の病態解析にむけて~

2022-06-20 京都大学 山﨑真紀子 医学部附属病院臨床検査技師、新井康之 同助教と、髙折晃史 医学研究科教授、足立壯一 同教授らの研究グループは、同院血液内科にてキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法として、チサゲンレクルユーセル...
医療・健康

キメラ抗原受容体T細胞療法におけるリンパ球採取効率化の取り組み~最適な治療戦略策定への貢献に期待~

2022-06-20 京都大学 キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法は、本邦で2019年に承認されて以来、全国的に症例数が急激に増加しています。CAR-T療法は、数多くのステップを経て完遂する治療で、その成功には各ステップの最適化が重要...
医療・健康

脳を切らない新しいてんかん外科治療に期待 〜ラジオ波てんかん焦点温熱凝固術〜

2022-06-21 国立精神・神経医療研究センター,横浜市立大学 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター(NCNP)病院脳神経外科の高山裕太郎医師(現・横浜市立大学附属病院脳神経外科)、岩崎真樹部長らの研究グループは、島弁蓋部てん...
生物化学工学

植物細胞壁は葉から吸収された水でもできている~二種類の重水を用いた新手法により発見~

2022-06-15 森林研究・整備機構 森林総合研究所 ポイント 細胞壁の主成分であるセルロースの酸素と水素は従来根から吸収された水が起源であると考えられてきました。 本研究では、スギ苗木の根および葉からそれぞれ異なる重水を吸収させる実験...
有機化学・薬学

生細胞内のヒストンメチル化を追う~HP1αを用いたヒストンH3メチル化蛍光プローブの開発~

2022-06-21 理化学研究所 理化学研究所(理研)環境資源科学研究センターケミカルゲノミクス研究グループの吉田稔グループディレクター、佐々木和樹上級研究員、ティルマン・シュナイダー・ポッチュ研究員、創薬シード化合物探索基盤ユニットの園...
有機化学・薬学

リボソームタンパク質に起きる翻訳後修飾の機能~コドンの読み取り速度を調節し、高品質タンパク質を合成する~

2022-06-21 理化学研究所 理化学研究所(理研)開拓研究本部岩崎RNAシステム生化学研究室の岩崎信太郎主任研究員、松浦絵里子研究員、眞貝細胞記憶研究室の眞貝洋一主任研究員、島津忠広専任研究員、生命機能科学研究センター翻訳構造解析研究...
医療・健康

肺がんゲノムのフェージング解析を駆使した突然変異の染色体背景の解明

2022-06-21 東京大学,国立がん研究センター,国立国際医療研究センター 発表のポイント ◆肺がん細胞のゲノム中に存在する異常(突然変異)を新しい手法で解析しました。 ◆従来の解析方法では不可能であった突然変異の特徴づけを行いました。...
ad
タイトルとURLをコピーしました