2022-08

琵琶湖流域におけるカワリヌマエビ類の実態を解明~1世紀ぶりの在来種の発見と外来種の分布拡大を報告~ 生物環境工学

琵琶湖流域におけるカワリヌマエビ類の実態を解明~1世紀ぶりの在来種の発見と外来種の分布拡大を報告~

2022-08-31 京都大学 大貫渓介 理学研究科博士課程学生と福家悠介 同博士課程学生は、滋賀県では絶滅したと考えられていたミナミヌマエビ(ヌマエビ科カワリヌマエビ属)を琵琶湖流入出河川から再発見しました。滋賀県におけるミナミヌマエビの...
琵琶湖から現生カワニナの3新種を発見~古代湖における巻貝の種多様性を再評価~ 生物工学一般

琵琶湖から現生カワニナの3新種を発見~古代湖における巻貝の種多様性を再評価~

2022-08-31 京都大学 日本の中央に位置する琵琶湖で爆発的な種の多様化を遂げた淡水性巻貝のカワニナ属は、各種が湖内の様々な環境に適応しています。ヤマトカワニナはその中で最も古く1876年に記載されました。琵琶湖の岩場に広く分布するヤ...
乳児期発症急性リンパ性白血病を5群に分類できることを解明~分子診断法の高精度化と治療の最適化への貢献を期待~ 医療・健康

乳児期発症急性リンパ性白血病を5群に分類できることを解明~分子診断法の高精度化と治療の最適化への貢献を期待~

2022-08-30 東京大学医学部附属病院 乳児期に発症する急性リンパ性白血病(乳児ALL)は、小児期に発症するALLと大きく異なり、約80%にKMT2A融合遺伝子を認めることが特徴です(KMT2A-r乳児ALL)。KMT2A-r乳児AL...
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オタマジャクシは生息環境にあわせて嫌いな温度が変化する~進化の過程で逃避行動を変化させる分子メカニズムの解明~ 生物環境工学

オタマジャクシは生息環境にあわせて嫌いな温度が変化する~進化の過程で逃避行動を変化させる分子メカニズムの解明~

2022-08-31 生理学研究所 内容 体に害を及ぼすような高温を感じとり、逃避する行動応答は、環境の温度変化に対応するために欠かせません。動物は進化の過程で高温の感じ方を変化させ、多様な温度環境に適応していますが、どのように進化の過程で...
神経変性疾患の原因となる異常たんぱく質を生体脳で画像化することに成功 ~異常たんぱく質「αシヌクレイン」病変をとらえるPET薬剤を産学連携で創出~ 医療・健康

神経変性疾患の原因となる異常たんぱく質を生体脳で画像化することに成功 ~異常たんぱく質「αシヌクレイン」病変をとらえるPET薬剤を産学連携で創出~

2022-08-31 量子科学技術研究開発機構 発表のポイント 運動機能や自律神経機能に障害を引き起こす難病である多系統萎縮症1)において、原因と考えられるタンパク質「αシヌクレイン2)」病変を、生体脳で明瞭に画像化することに成功し、世界で...
大腸がんの治療法を改善する遺伝子の発見(Genetic discovery could improve treatment of colorectal cancer) 医療・健康

大腸がんの治療法を改善する遺伝子の発見(Genetic discovery could improve treatment of colorectal cancer)

2022-08-30 スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL) スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)の科学者たちは、一部の大腸がん患者の腫瘍に存在する希少な遺伝子を発見した。この発見により、より正確な診断が可能になり、最終的には、こ...
国産ゲノム編集技術CRISPR-Cas3が二本鎖DNAを切断する仕組みを解明~社会利用が可能なゲノム編集法として期待~ 細胞遺伝子工学

国産ゲノム編集技術CRISPR-Cas3が二本鎖DNAを切断する仕組みを解明~社会利用が可能なゲノム編集法として期待~

2022-08-29 東京大学医科学研究所 発表のポイント 日本発のゲノム編集技術CRISPR-Cas3が、狙ったDNA配列を認識して切断する仕組みを世界で初めて明らかにしました。 CRISPR-Cas3は狙った場所の二本鎖DNAをほどいて...
新型コロナウイルスの感染を阻害するペプチドを発見~スパイクタンパク質の変異しにくい部位に作用し、種々の変異株にも効果がある阻害剤の開発に期待~ 有機化学・薬学

新型コロナウイルスの感染を阻害するペプチドを発見~スパイクタンパク質の変異しにくい部位に作用し、種々の変異株にも効果がある阻害剤の開発に期待~

2022-08-30 産業技術総合研究所 ポイント ウイルスのスパイクタンパク質を凝集させて、従来株・オミクロン株ともに感染阻害へ導く スパイクタンパク質上の糖鎖とアミノ酸を同時認識して強く作用 次のパンデミックへの備え ペプチド(PhoS...
脳内の有害廃棄物を除去する新たな方法を示唆する研究結果(Study points to new approach to clearing toxic waste from brain) 有機化学・薬学

脳内の有害廃棄物を除去する新たな方法を示唆する研究結果(Study points to new approach to clearing toxic waste from brain)

アルツハイマー病などの治療法開発に役立つ可能性がある Could aid efforts to find treatments for Alzheimer’s, other diseases 2022-08-24 ワシントン大学セントルイス...
ペンシルベニア州の野生ハチの3分の1が生息数を減らしているとの調査結果(Study suggests one-third of wild bee species in Pa. have declined in abundance) 生物環境工学

ペンシルベニア州の野生ハチの3分の1が生息数を減らしているとの調査結果(Study suggests one-third of wild bee species in Pa. have declined in abundance)

ミツバチの生物多様性をモニタリングすることは、受粉媒介者の保護に役立つと研究者たちは述べています。 Researchers say monitoring bee biodiversity can help in conserving pol...
パートナー薬剤耐性がマラリア第一選択薬の耐性を加速する(Partner-drug resistance accelerates resistance of first-line malaria drug) 有機化学・薬学

パートナー薬剤耐性がマラリア第一選択薬の耐性を加速する(Partner-drug resistance accelerates resistance of first-line malaria drug)

2022-08-29 ペンシルベニア州立大学(PennState) アルテミシニンという薬剤は、蚊が媒介する病気であるマラリアの治療薬として世界で最も重要な第一選択薬であり、2020年には世界で62万7千人が死亡する原因となっている。マラリ...
体の免疫システムを利用してCOVID-19ウイルスの検出を強化(Mining the body’s immune system to boost COVID-19 virus detection) 有機化学・薬学

体の免疫システムを利用してCOVID-19ウイルスの検出を強化(Mining the body’s immune system to boost COVID-19 virus detection)

健康な人は、ウイルスとその亜種に対抗する抗体の供給源となりうる Healthy humans can be a source of antibodies countering the virus and its variants 2022-...
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